MotoGP オーストリアGP 決勝:ブラッド・ビンダーが今季初優勝
2021年 MotoGP 第11戦オーストリアGPの決勝レースが8月15日(日)にレッド・ブルリンクで行われ、ブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Factory Racing)が今季初勝利を挙げた。
気温31度、路面温度41度。ドライレースが宣言されたが、オープニングラップから断続的に雨が降る中、10番グリッドのブラッド・ビンダーは、6番手走行中に前を走る5人が25ラップ目の終わりにピットレーンに進入しウェットタイヤを装着したバイクに乗り換えたが、最後までスリックタイヤで走り続けることを決断。
後続とのアドバンテージを維持しKTMのホームレースで今季初優勝、昨年8月の第4戦チェコGP以来2勝目を挙げ、総合8位から6位に浮上した。
3番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは2番手走行中の25ラップ目の終わりにバイクを乗り換えることを決断すると、最終ラップに8人を抜いて12.991秒差の2位でチェッカーを受け、7戦ぶり4度目の表彰台を獲得。
ポールポジションのホルヘ・マルティンは、3番手走行中の25ラップ目の終わりにバイクを乗り換え、最終ラップに8人を抜いて14.570秒差の3位。2戦連続3度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのジョアン・ミルも25ラップ目の終わりにバイクを乗り換え、15.623秒差の4位。
ウォームアップ走行で1番時計を刻んだ2番グリッドのファビオ・クアルタラロは、25ラップ目の終わりにバイクを交換して7位。20番グリッドのカル・クラッチローは17位完走。
5番グリッドのマルク・マルケスは、1番手に飛び出した25ラップ目の終わりにバイク交換を決断。10番手走行中の27ラップ目1コーナーで週末2度目、今季12度目の転倒を喫したがレースに復帰して15位。
最後までスリックタイヤで走行
17番グリッドのルカ・マリーニと16番グリッドのイケル・レクオナは、バイクを交換しないことを決断して自己最高位となる5位と6位。18番グリッドのバレンティーノ・ロッシは今季の最高位となる8位。14番グリッドのアレックス・マルケスと8番グリッドのアレイシ・エスパルガロは9位と10位。19番グリッドのダニロ・ペトルッチは12位。
12番グリッドの中上貴晶は、バイクを交換せずに28.603秒差の13位。
勝負を賭けてバイク交換を決断
6番グリッドのジャック・ミラーは、8番手走行中の23ラップ目の終わりに誰よりも早くバイク交換を決断して11位。13番グリッドのアレックス・リンスもミラーと同じタイミングでバイクを交換して14位。
11番グリッドのポル・エスパルガロは27ラップ目にバイクを交換して16位。
3人がリタイア
4番グリッドのヨハン・ザルコは、5番手走行中の18ラップ目にウォームアップ走行と同じ9コーナーで週末2度目、今季9度目の転倒を喫し、第3戦ポルトガルGP以来2度目の転倒リタイア。
9番グリッドのミゲール・オリベイラは、8番手走行中の23ラップ目1コーナーで今季6度目の転倒を喫して2戦連続3度目のリタイア。15番グリッドのエネア・バスティアニーニは、カウルが外れたことからリタイア。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのクアルタラロが9ポイントを加算。総合2位のザルコは40ポイント差から47ポイント差の総合4位に後退。バグナイアとミルが47ポイント差に接近した。
次戦のイギリスGPは、2年ぶりの開催となるシルバーストンで8月27日に初日、29日に決勝レースが行われる。
2021年 MotoGP 第11戦 オーストリアGP 決勝
カテゴリー: F1 / MotoGP
気温31度、路面温度41度。ドライレースが宣言されたが、オープニングラップから断続的に雨が降る中、10番グリッドのブラッド・ビンダーは、6番手走行中に前を走る5人が25ラップ目の終わりにピットレーンに進入しウェットタイヤを装着したバイクに乗り換えたが、最後までスリックタイヤで走り続けることを決断。
後続とのアドバンテージを維持しKTMのホームレースで今季初優勝、昨年8月の第4戦チェコGP以来2勝目を挙げ、総合8位から6位に浮上した。
3番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは2番手走行中の25ラップ目の終わりにバイクを乗り換えることを決断すると、最終ラップに8人を抜いて12.991秒差の2位でチェッカーを受け、7戦ぶり4度目の表彰台を獲得。
ポールポジションのホルヘ・マルティンは、3番手走行中の25ラップ目の終わりにバイクを乗り換え、最終ラップに8人を抜いて14.570秒差の3位。2戦連続3度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのジョアン・ミルも25ラップ目の終わりにバイクを乗り換え、15.623秒差の4位。
ウォームアップ走行で1番時計を刻んだ2番グリッドのファビオ・クアルタラロは、25ラップ目の終わりにバイクを交換して7位。20番グリッドのカル・クラッチローは17位完走。
5番グリッドのマルク・マルケスは、1番手に飛び出した25ラップ目の終わりにバイク交換を決断。10番手走行中の27ラップ目1コーナーで週末2度目、今季12度目の転倒を喫したがレースに復帰して15位。
最後までスリックタイヤで走行
17番グリッドのルカ・マリーニと16番グリッドのイケル・レクオナは、バイクを交換しないことを決断して自己最高位となる5位と6位。18番グリッドのバレンティーノ・ロッシは今季の最高位となる8位。14番グリッドのアレックス・マルケスと8番グリッドのアレイシ・エスパルガロは9位と10位。19番グリッドのダニロ・ペトルッチは12位。
12番グリッドの中上貴晶は、バイクを交換せずに28.603秒差の13位。
勝負を賭けてバイク交換を決断
6番グリッドのジャック・ミラーは、8番手走行中の23ラップ目の終わりに誰よりも早くバイク交換を決断して11位。13番グリッドのアレックス・リンスもミラーと同じタイミングでバイクを交換して14位。
11番グリッドのポル・エスパルガロは27ラップ目にバイクを交換して16位。
3人がリタイア
4番グリッドのヨハン・ザルコは、5番手走行中の18ラップ目にウォームアップ走行と同じ9コーナーで週末2度目、今季9度目の転倒を喫し、第3戦ポルトガルGP以来2度目の転倒リタイア。
9番グリッドのミゲール・オリベイラは、8番手走行中の23ラップ目1コーナーで今季6度目の転倒を喫して2戦連続3度目のリタイア。15番グリッドのエネア・バスティアニーニは、カウルが外れたことからリタイア。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのクアルタラロが9ポイントを加算。総合2位のザルコは40ポイント差から47ポイント差の総合4位に後退。バグナイアとミルが47ポイント差に接近した。
次戦のイギリスGPは、2年ぶりの開催となるシルバーストンで8月27日に初日、29日に決勝レースが行われる。
2021年 MotoGP 第11戦 オーストリアGP 決勝
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | B・ビンダー | Red Bull KTM Factory Racing | KTM | 40'46.928 |
2 | F・バニャイア | Ducati Lenovo Team | Ducati | 9.991 |
3 | J・マルティン | Pramac Racing | Ducati | 11.570 |
4 | J・ミル | Team SUZUKI ECSTAR | Suzuki | 12.623 |
5 | L・マリーニ | SKY VR46 Esponsorama | Ducati | 14.831 |
6 | I・レクオーナ | Tech 3 KTM Factory Racing | KTM | 14.952 |
7 | F・クアルタラロ | Monster Energy Yamaha MotoGP | Yamaha | 16.650 |
8 | V・ロッシ | Petronas Yamaha SRT | Yamaha | 17.150 |
9 | A・マルケス | LCR Honda CASTROL | Honda | 17.692 |
10 | A・エスパルガロ | Aprilia Racing Team Gresini | Aprilia | 18.270 |
11 | J・ミラー | Ducati Lenovo Team | Ducati | 25.144 |
12 | D・ペトルッチ | Tech 3 KTM Factory Racing | KTM | 25.193 |
13 | 中上貴晶 | LCR Honda IDEMITSU | Honda | 25.603 |
14 | A・リンス | Team SUZUKI ECSTAR | Suzuki | 30.642 |
15 | M・マルケス | Repsol Honda Team | Honda | 35.459 |
16 | P・エスパルガロ | Repsol Honda Team | Honda | 40.384 |
17 | C・クラッチロー | Petronas Yamaha SRT | Yamaha | 52.950 |
カテゴリー: F1 / MotoGP