2025年F1 モナコGP フリー走行3回目 ハイライト動画:角田裕毅は9番手

シャルル・ルクレールがモナコでの3回すべてのフリー走行セッションで最速タイムを記録し、FP3でも再びライバルたちを抑えて「ハットトリック」を達成した。
一方でフェラーリのもう一方のガレージでは、ルイス・ハミルトンがセッション終盤に赤旗の原因となるクラッシュを喫するという波乱の展開となった。
地元モナコ出身のルクレールは、マックス・フェルスタッペンとランド・ノリスをコンマ3秒近く引き離し、週末これまでで最速となる1分10秒953をマークした。
FP3:ルクレールがモナコ全FP最速を達成 一方のフェラーリのハミルトンはクラッシュで赤旗
ただし、これは決して楽な展開ではなかった。フェラーリ、レッドブル、マクラーレンが激しく競り合うセッションとなり、中盤にはフェルスタッペンがミディアムタイヤで力強い走りを見せて一時トップに立っていた。
セッション終盤には、予選前の最終走行で全体的なタイム更新は見込まれていなかったが、ルクレールはソフトタイヤの性能をうまく引き出し、再び最速タイムを叩き出して他を圧倒した。
一方、チームメイトのハミルトンは残り数分というところでマセネでウォールに接触。右フロントタイヤがコースを転がる事態となり、セッションは赤旗終了となった。ハミルトンはクラッシュ前のタイムでオスカー・ピアストリのすぐ後ろ、5番手につけていた。アレクサンダー・アルボン、リアム・ローソン、カルロス・サインツJr.、角田裕毅がトップ10を締めくくった。
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