角田裕毅は14番手…F1モナコGP フリー走行1回目:結果・タイムシート
2025年F1 モナコGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。5月23日(金)にモンテカルロ市街地コースで2025年のF1世界選手権 第7戦 モナコGPの公式予選が行われた。

フリー走行1回目のトップタイムを獲得したのはシャルル・ルクレール(フェルスタッペン)、2番手にはマックス・フェルスタッペ(レッドブル)、3番手にはランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は14番手だった。

■主な出来事と注目ポイント
ルクレール、地元で最速も接触アクシデント
地元モナコでのグランプリに臨んだシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、序盤にランス・ストロール(アストンマーティン)との接触でフロントウイングを破損するトラブルに見舞われた。ヘアピンでの接触は不運だったが、その後マシンを修復し、終盤にはC6ソフトタイヤでトップタイム(1:11.964)を記録し、地元ファンを沸かせた。

フェルスタッペンが2番手、セットアップに苦戦か
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はルクレールに次ぐ2番手タイムを記録したが、走行中には「マシンの跳ねがひどすぎる」と無線で不満を漏らす場面も。特にターン3〜4(カジノスクエア周辺)での挙動に苦戦している様子が見られ、セットアップの見直しが必要となるかもしれない。

ノリス&ピアストリ、マクラーレン勢が引き続き好調
ランド・ノリスが3番手、オスカー・ピアストリが5番手に入り、マクラーレンは引き続き好調を維持。特にピアストリはミディアムタイヤでのアタックにも関わらずこの順位を記録しており、決勝レースを見据えた戦略性の高いプログラムを実行しているとみられる。

ハミルトンはジャンプ走行で注目集める
ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は9番手にとどまったが、プール出口シケインでのジャンプ走行が映像で注目を集めた。マシンの挙動にまだ課題が残るものの、全体的には安定した周回を重ねており、予選に向けた調整が進められている。

角田裕毅、旧型フロアでの走行も堅実に周回
イモラでのクラッシュによりスペアシャシーと旧型フロアを使用している角田裕毅(レッドブル)は、新型パーツを使うフェルスタッペンと異なる仕様での走行を強いられたが、大きなトラブルなくセッションを走り切った。限られたパッケージでどこまで差を詰められるかが注目される。

2025年F1 モナコGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

PosNoドライバーチームタイムGAPLAP
116シャルル・ルクレールフェラーリ1分11秒964 33
21マックス・フェルスタッペンレッドブル1分12秒1270.16330
34ランド・ノリスマクラーレン1分12秒2900.32632
423アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分12秒3140.35033
581オスカー・ピアストリマクラーレン1分12秒3420.37828
663ジョージ・ラッセルメルセデス1分12秒4820.51833
730カルロス・サインツJr.ウィリアムズ1分12秒5340.57036
810ピエール・ガスリーアルピーヌ1分12秒6690.70529
944ルイス・ハミルトンフェラーリ1分12秒6900.72630
1014フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分12秒7270.76328
1112アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1分12秒7650.81034
1227ニコ・ヒュルケンベルグザウバー1分12秒9791.01530
136アイザック・ハジャーレーシングブルズ1分13秒1871.22335
1422角田裕毅レッドブル1分13秒2321.26832
1587オリバー・ベアマンハース1分13秒3291.36534
1631エステバン・オコンハース1分13秒3941.43031
1755リアム・ローソンレーシングブルズ1分13秒4291.46537
1898ガブリエル・ボルトレトザウバー1分13秒4701.50629
1943フランコ・コラピントアルピーヌ1分13秒8201.87332
2018ランス・ストロールアストンマーティン1分15秒6353.6714


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カテゴリー: F1 / F1モナコGP / F1レース結果