F1 メルセデス
メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、2018年のF1世界選手権の残り7戦でメルセデスは“マキシマムアタック”を敢行していくと誓った。

ルイス・ハミルトンは、フェラーリのホームレースであるF1イタリアGPで重要な勝利を収め、ヨーロッパラインドの最終戦を終えてセバスチャン・ベッテルに30ポイント差をつけた。

次戦F1シンガポールGPは、これまでメルセデスにとって厳しいレースとなっていた場所。トト・ヴォルフは、レースにむけてW09からより多くのパフォーマンスを引き出していくとの決意を語った。

「シンガポール、そして、残りのレースすべてで我々はすべてを出し切っていく」とトト・ヴォルフはコメント。

「我々はパフォーマンスを引き出して、シンガポールにベストな状態で臨むためにブリックスワークとブラックリーのファクトリーをフル稼働させていく」

「それがレースで勝つために十分に良いかどかはまだわからないが、今後7戦はマキシマムアタックとなるだろう」

今シーズン、フェラーリはエンジン面で大幅なパフォーマンス向上を果たして、新たなベンチマークとなっており、メルセデスは新たなチャレンジに直面している。

スパではメルセデスとフェラーリの両方がエンジンに今季最後のアップグレードを持ち込んだが、セバスチャン・ベッテルが勝利を収め、フェラーリのパッケージの強さを示した。

メルセデスは、F1イタリアGPを制して、コンストラクターズ選手権のリードを25ポイントとしているが、トト・ヴォルフはまだフェラーリに対して遅れをとっていると語る。

メルセデスの最近の進歩をどう感じているかと質問されたトト・ヴォルフは「満足している。スパからモンツァの間にクルマとエンジンではステップについては誇りに思っている」とコメント。

「我々はクルマのポテンシャルのすべてを解放させようとしてきたし、モンツァにそれを持ち込んだ」

「我々には強固なエンジンパワーがあるし、我々はできることをやってきた。言い訳をするつもりはないが、我々は予選のストレートでコンマ3秒を失っていた。レースではそうはならなかったけどね」

「状況が行ったり来たりすることは、このスポーツがいかに素晴らしいかを示している。我々全員がドラマと栄光の間で往復している。レース週末だけでなく、日々の間もね。それは素晴らしい選手権の要素だ」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1