メルセデス 「ナンバー1ドライバーを決められるフェラーリは有利」
メルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは「フェラーリは以前の強さを取り戻した」と Auto Bild にコメント。
「それは何よりもセバスチャン・ベッテルの功績だ」
「彼が速いことについて疑いの余地はないだけでなく、彼は成功に飢えており、チームを引っ張っていく力もある。ベッテルは危険な存在だ」
この2年間、チャンピオン争いは事実上メルセデスAのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの一騎打ちであり、チームメート間のライバル関係は激しさを増している。
メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは、ドライバーの関係悪化がセバスチャン・ベッテル有利に運ぶことを懸念している。
「ベッテルをはじめ、他の者がそのことで得をする可能性を我々も懸念している」
「我々はフェラーリよりも2人のドライバーを公平に扱っている。フェラーリではナンバー1とナンバー2を決めるのが容易だ。その点で我々は不利だ」
「非常に興味深い状況ではある。ニコは2015年終盤に圧倒していた。ルイスのタイトル獲得とニコの最近の連勝。自信に大きな影響を及ぼすのがどちらなのか、私にはわからない」
トト・ヴォルフは、昨シーズン末、ドライバーの関係がチームに悪影響を与えるようになった場合はラインアップ変更も辞さないと話してきた。
だが、トト・ヴォルフは「メルセデスにとって悪いものにならない限り、私は我慢できる」と述べた。
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