ノルベルト・ハウグ
ノルベルト・ハウグは、メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者を辞任するのは、メルセデスF1の不振が理由であることを認めた。

だが、ノルベルト・ハウグは、自分がスケープゴートになったとの報道は否定した。

「いや、そうではない」とノルベルト・ハウグは Bild にコメント。

「過去3年間の失敗に私が関係していないのであれば、今年の中国での勝利も無関係ということなってしまう。そう思われてくはない」

一部では、退任するべきは、チーム代表のロス・ブラウンではないかとの声も挙がっている。

「それは22年間、私がメルセデスのモータースポーツに対する全責任を負ってきたからだ。ロス・ブラウンではない。私は彼の上司にあたる」とノルベルト・ハウグは主張。

ノルベルト・ハウグは、自分が責任をとらなければならないことを受け入れていると述べた。

「クルマのペースは良かった。だが、開発は極めて乏しいものだった」

ノルベルト・ハウグは、健康上の理由から辞めることになったとの噂は否定した。

「ありがたいことにそうではない。3年ほど前に甲状腺の手術を受けるまでは体調がすぐれないこともあったが、それ以降はとても順調だ。至って健康だ」

一部では、ノルベルト・ハウグが担ってきた仕事は、DTMとF1の2つの役職に分けられると報じられている。

「何の情報も持っていない。私よりも有能なプロフェッショナルがいるかもしれない」

だが、ミハエル・シューマッハやラルフ・シューマッハ、ミカ・ハッキネンといった元ドライバーが後任を務める可能性は低いとノルベルト・ハウグは述べた。

「率直に行って、彼らがオフィスでしっとしていられるとは思わない」とノルベルト・ハウグは笑った。

関連:
ノルベルト・ハウグ、メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者を勇退 - 2012年12月14日

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / メルセデスF1