マクラーレンF1再建の鍵はオスカー・ピアストリ ステラがカリスマ性を評価

アンドレア・ステラ代表は、苦境の中でも揺るがないピアストリの姿勢とリーダーシップがチーム全体に影響を与えていると強調。マクラーレンは今後のアップグレードによって競争力の回復を目指す構えだ。
苦境の中で際立つピアストリの存在感
開幕戦オーストラリアGPではグリッドへ向かう途中でクラッシュを喫し、中国GPではパワーユニットの電子系トラブルにより、ランド・ノリスとともにスタートすらできなかった。
それでも日本GPでは3番手からスタートし、序盤にトップへ浮上。ジョージ・ラッセルを抑え込む走りを見せたが、セーフティカーの影響でキミ・アントネッリに首位を譲り、最終的には2位でフィニッシュした。
シーズン序盤の混乱の中でも、ピアストリは着実に結果を残し、チーム内での存在感を強めている。
ステラ「チームに力を与えるカリスマ性」
ステラはピアストリについて、その安定感と精神的な強さがチームに波及していると評価する。
「むしろ我々が見てきたのは、彼の落ち着きと強さだ。それをチームに伝えることができている」
「ドライバーが発揮するカリスマ性のあるリーダーシップから、チームは多くのインスピレーションを得ている。それが今回の困難な状況の中で、確実にチーム全体を押し上げている」
「オスカーがこの状況にどう向き合ってきたかは本当に見事だ。だからこそ今度は、マクラーレンとしてランドとオスカーに勝てるマシンを提供する責任がある」
勝利争いへ向けた課題は“数コンマ秒”
マクラーレンが安定して勝利争いに加わるためには、まだ明確な課題が残されている。ステラはシャシー性能の底上げが不可欠だと語る。
「将来的にこの位置に常にい続けたいのであれば、シャシーをコンマ数秒改善しなければならない」
「それが、今後のレースに向けたアップグレードの目的だ」
苦しいスタートを切ったマクラーレンだが、ピアストリのリーダーシップとチームの開発力が噛み合えば、シーズン中盤以降に巻き返す可能性は十分に残されている。
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