マクラーレン、モンツァではFダクトを非搭載か
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マクラーレンが先駆者となったFダクトは、その後多くのチームがコピーして今シーズンのトレンドとなっており、今週末のベルギーGPではルノーが導入する。
Fダクトは、ストレートでドライバーが操作することでリアウイングをストレートさせることでストレートスピードを向上させるデバイス。チームは、トップスピードでアドバンテージを得るか、ストレートでドラッグに苦しむことなくコーナーでよりダウンフォースで走らせることを助けるために使うことができる。
モンツァは、シーズンで最も高い最高速度を持つサーキットであり、理論的にはFダクトに適しているように思えるが、実際にはドラッグを減らした低いウイングが要求されるトラックであるため、Fダクトは不要となる。
マクラーレンのイタリアGPに向けてFダクトを取り外すとの決定によって、モンルァのレイアウトにより適したローダウンフォースの空力パッケージに集中することが全チームにとって一般的になりそうだ。
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム