マクラーレンF1、新しいモーターホーム『Team Hub』がデビュー / F1モナコGP
マクラーレンF1は、先週末のF1モナコGPで『Team Hub』と呼ぶ新しいモーターホームの使用を開始した。

マクラーレンF1は、2007年からサーキットでチームスタッフの拠点として『Brand Centre』と呼ぶモーターホームを使用していた。チームによると『Team Hub』はレースウィークエンドによって生成される二酸化炭素の排出量を削減するサスティナブルな施設としてアップグレードされている

ヨーロッパラウンドで使用されていた広大な『Brand Centre』は、会場間を移動するために18台のトラックが必要だった。新しい『Team Hub』は8台で済み、チームは二酸化炭素排出量を約半分に削減したと述べている。

また、レースの合間に英国のマクラーレン・テクノロジーセンターに収容されていた『Brand Centre』とは異なり、新しい『Team Hub』はヨーロッパ本土の拠点から運営される。これにより、カバーしなければならない走行距離がさらに削減され、英国が欧州連合から離脱することで複雑化していたイギリス海峡を横断する旅が減る。

無駄を減らすために、マクラーレンF1は以前の『Brand Centre』の多くを再利用およびリサイクルして、『Team Hub』を作成した。以前の構造と材料の多くは保持されている。

マクラーレンF1は、二酸化炭素排出量を削減するだけでなく、モーターホームの運営コストも削減できると期待している。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1モナコGP