マクラーレン、2021年に計画通りルノーからメルセデスのF1エンジンに変更
マクラーレンは、2021年に当初の計画通りにルノーからメルセデスにF1エンジンを切り替えることを確認している。

ホンダとのパートナーシップに2017年に終了した後、マクラーレンは過去2シーズンでルノーのF1エンジンを使用してきた。しかし、2021年からマクラーレンは過去に長期的なパートナーシップで成功を収めてきたメルセデスにF1エンジンを変更することを決定した。

2020年にむけてエンジン規則は安定しているが、マクラーレンはその1年でパワーユニットを変更して、メルセデスのF1エンジンを念頭において2021年F1マシンを開発することを選択した。マクラーレンは、2005年から2014年末までメルセデスのF1エンジンを搭載している。

しかし、新型コロナウイルスのパンデミックによって、F1は新しい技術規則の導入を2022年まで延期することを決定。すなわち、マクラーレンは、現行シャシーにメルセデスのF1エンジンを搭載するという作業に直面することになった。

ルノーからメルセデスのF1エンジンに乗せ換えることで追加の作業があっかるが、マクラーレンは当初の計画通りにF1エンジンの変更を行うことを確認した。

マクラーレンの長期目標は、2012年以来達成されていない勝利への道に戻ることであり、主要なメルセデスチームのエンジンを採用することがその野望への障害となるとは考えていない。一方で、ルノーには来シーズンから供給するチームがないことを意味する。

以前、マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは「パワーユニット側の規制が同じままであるため、メーカー間で収束が生じている」と述べていた。

「彼らはすでに非常に拮抗していることがわかる。これは、独自のエンジンを持たず、独立したチームである私たちにとって良いことだ」

「しかし、コミットメント、品質、信頼性の面で、メルセデスが過去5年~6年で示してきたすべてのことから、2021年以降は間違いなく正しい方法だと確信している」

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