F1
マクラーレンF1のCEOを務めるザク・ブラウンは、2012年以来のベストシーズンを終え、2020年にチームがさらにステップアップを果たすのは困難になるだろうと警告する。

カルロス・サインツのF1ブラジルGPでの3位フィニッシュはマクラーレンに5年ぶりに表彰台をもたらし、マクラーレンは最終的に2018年よりも63ポイント多くを獲得して、エンジンサプライヤーのルノーF1チームを上回ってコンストラクターズ選手権4位でシーズンを終えた。

しかし、ザク・ブラウンはマクラーレンが2020年もそのような軌跡を続けられるかどうかは大きな疑問だと語る。

「2020年と2021年には多くのことが起こるだろう」とザク・ブラウンは語る。

「2020年はレギュレーションがあまり変わらないので、我々の目標は徐々に改善し続けることだ。集中しなければならない。我々にはまだやるべきことがたくさんある。我々は昨シーズン、ポールから1.5秒以上遅れでスタートしたが、シーズン終了時には0.8秒まで縮めていた。それはまだ我々が縮める必要がある大きなギャップだ」

「2021年はF1史上で最大のリセットになるだろうし、エキサイティングなものになると思う。我々だけでなく、このスポーツをフォローしているすべての人にとってエキサイティングなものになるだろう」

「繰り返すが、予算上限が導入されるのは助けになるが、2022年と2023年までは落ち着かないだろう。我々はフィールドで順位を上げているが、上位に近づくほど難しくなる。マクラーレンの全員がそのために頑張っている」

ザク・ブラウンはマクラーレンの好転は、過去18ヶ月にわたって行ってきたチームの技術構造とドライバーのラインナップに加えた大きな変更におってもたらされたと語る。

「長い年月のように感じたが、実際には、2018年にレースチームの変更を開始してから非常に短い期間だった。技術面から開始し、ジェームズ・キーに早く契約した。彼をテクニカルディレクターとして迎えることに非常に興奮しており、彼と彼のチームは2020年のレースカーを組み立てるために一生懸命働いている」

マクラーレンは、2月13日(木)に2020年F1マシン『MCL35』を発表する。

「アンドレア・ステラはステップアップした。彼はレース週末にチームを率いている。そして、もちろん、新しいチームプリンシパルのアンドレアス・ザイドルは素晴らしい仕事をした。レースチームに途方もない量のリーダーシップをもたらした」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム