マクラーレン、ピットストップの改善に取り組む
マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、ピットストプの信頼性を改善するために“非常に懸命に取り組んでいる”と語る。

ランド・ノリスはF1メキシコGPのピットストップで大幅にタイムをロスして最終的にリタイア。チームメイトのカルロス・サインツは、F1イタリアGPでホイールがきちんと装着されていない状態でピットを離れて停車することを余儀なくされた。

一部のチームは、クロススレッドホイールナットを検出し、脱出を防ぐシステムを使用している。

アンドレアス・ザイドルは、マクラーレンがピットストップの信頼性に懸命に取り組んでいると語る。

「これは我々がトップチームのレベルになく、取り組む必要がある領域だ」とアンドレアス・ザイドルは語る。

「我々は単純に遅れをとっており、まずはスタッフにより優れた堅牢な機器を提供する必要がある。また、安全機構に関しては、ホイールを完全に装着していないときにマシンが動くことが不可能になるようなものを機器に含めることができる」。

「これは冬に取り組む予定であり、時間がかかることだ。1週間や1か月でできることではあない。一度それができれば、タイヤ交換をするときに再びリスクを負うこともできる」

「シーズン序盤、我々は人間側で迅速なピットストップができることを示したと思う。我々は大きな一歩を踏み出し、シーズンの前半は素晴らしいことをした」

「だが、我々は問題が発生した場合に対応できるほど堅牢ではないため、それに取り組む必要がある」

アンドレアス・サイドルは、2021年にいくつかのピット設備が標準化される可能性はあるが、マクラーレンは来年のために努力しなければならないと述べた。

「2021年に起こることはまだオープンな状態だ。2021年から実施される仕様を最終決定する議論は現在進行中だ」

「今年、ピットストップの問題ですでに多くのポイントを失っていることは事実だ。

「来年にむけて何をしなければならないとしても、やれなければならない。それは十分に投資されたリソースだからだ」

「同じリスクを抱えたまま来年のレースには臨みたくはない」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム