F1 マクラーレン オーストラリアグランプリ 2018年のF1世界選手権
マクラーレンは、F1オーストラリアGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが5位、ストフェル・バンドーンが9位でフィニッシュ。ルノーのF1パワーユニットを搭載する新シーズンをダブル入賞でスタートした。

フェルナンド・アロンソ (5位)
「今日は良いレースだった。僕たちがスタートした位置を考えれば特にね。ここ数年は難しかったし、冬も難しかったと思う」

「僕たちはかなり遅くにルノーのエンジンにスイッチしたし、チームはリアエンドのパーツを再設計することに非常に素早く対応しなければならなかった。今、僕たちはこのレベルにいるし、2台揃ってポイントを獲得した。しかも、1台はトップ5でね。僕たちはそれを誇りに思うべきだ。でも、マクラーレンにはもっと多くのポテンシャルがあると思っている。僕たちはまだポテンシャルをフルに発揮できてないし、今日もパッケージにすべてを引き出していたわけではなかった。まだルノーと初めてのレースにすぎないし、今後数戦ではアップデートも予定されている。僕たちは少し先に目を向けることができる。レッドブルが次のターゲットだ。以前にも言ったように、今回のレースはおそらく今シーズンの最低のパフォーマンスだし、状況はどんどん良くなっていくだろう。もちろん、今日はハースの2台のリタイア、カルロス(サインツ)のターン9での問題、セクティカー中の(マックス)フェルスタッペンのオーバーテイクなどラッキーな部分があった。4つのポジションはいくつかの有利な条件のおかげで得られたと言えよう。でも、僕たちはミスを犯さなかったし、そのすべてを生かすことができた。チームは完璧な仕事をした」

ストフェル・バンドーン (9位)
「今日、2台揃ってポイントを獲得できたのはチームにとって素晴らしい結果だ。去年とは本当に正反対だし、将来にむけて大きなポテンシャルがあると思っている。僕の方はバーチャルセーフティカーがちょっと不運だった。さらに上位でフィニッシュできたかもしれないと思っているけど、開幕戦としてはとても満足できる結果だと思う。残りのシーズンにむけてとても楽観的だ。今シーズン、僕たちにはもっと多くのポテンシャルがあることはわかっているし、ルノーとのパートナーシップはまだ始まったばかりだ。今回は僕たちの初レースだったし、今後数戦では新しいパーツが導入される。コース上でもそれを示せることを本当に期待している。ベースラインはいい。取り組まなければならないことはいくつかあるし、今後も改善を続けて、もっと多くのパフォーマンスを届け、最終的にポイントを獲得していく必要がある。レースでの僕たちのパフォーマンスはかなり良かった。僕たちはルノーとレッドブルと戦っていたし、まだ進歩するマージンは確実にあると思っている。シーズンの素晴らしいスタートが切れた。今回のレースを終えてみて、今後への多くのポテンシャルを感じている。僕たちはチームとして野心的である必要がある。すぐ間近に何が見えるか楽しみにしている」

エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「今日は我々にとって良い結果だった。我々は巡ってきた全ての機会から利益を得ることができた。1つはハースのダブルリタイアだ。彼らのことは本当に気の毒に思う。我々はダブルリタイアがどれくらい厳しいことかをわかっているからね。だが、それがレースだ。昨日も言ったように、我々にポテンシャルがあることはわかっていたし、今日のクルマから解放できるスピードはさらにある。我々は可能な限りのチャンスを生かしたし、両方のドライバーは素晴らしい走りを見せてくれた。我々は良いペースを示し、良い戦いを楽しいんだ。2つのそれなりのピットストップを完了させることができたこともコース上で戦略を維持することに役立った。この場所とワーキングにいるチーム全体に心からありがとうと言いたい。シーズンの開幕戦で我のクルマが示したポテンシャルが励みになっているだけでなく、信頼性面でもトラブルフリーの週末を過ごすことができたからね。冬季テストではトラブルに見舞われていたのでそこは大きな安心だ。すべてはバルセロナ以降に素晴らしい仕事をしてきたチーム内の全員の膨大なハードワークのおかげだ。今後もプッシュを続け、出来る限り早くに進行中のアップグレードを準備していく必要がある。我々の優先事項は前にいる直近のライバル、特に彼らのマシンに同じエンジンを積んでいるチームに近づくことだ」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム