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マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソがホンダを見限らなければチームを去ると最後通牒を突きつけたとの報道を改めて否定した。

フェルナンド・アロンソは、ホンダのF1パワーユニットを繰り返し非難しており、エンジンの信頼性とパワー不足によってアロンソの不満はレース毎に高まっていった。

ホンダは2017年終盤までに問題を解決することを目指していたが、マクラーレンは今シーズン限りでホンダとの3年間のパートナーシップを解消することを決断。2018年からマクラーレンはルノーのF1パワーユニットを搭載し、ホンダはトロ・ロッソへと供給先を変更することになった。

フェルナンド・アロンソは昨年10月にマクラーレンとの契約を延長して2018年もチームに残留することが決定したが、発表が長引く中、マクラーレンに対してホンダを切り捨てなければ、チームを去ると最後通牒を突きつけたとの報道がなされた。

しかし、ザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソが契約延長に合意する前にそのような供給をしていないと報道を改めて否定した。

「彼が我々に最後通牒を突きつけたとしばしば耳にした」とザク・ブラウンはオートスポーツ・インターナショナルショーで述べた。

「だが、そのようなことは決してなかったと保証したい」

「彼はただ我々が再びコンペティティブになることを望んでいた」

「彼はホンダのままであっても、我々が競争力があると感じれば残留していただろう。彼はそれを受け入れたと思う」

「だが彼にはルノーとの素晴らしい歴史がある」とザク・ブラウンは指摘し、チームは今年がどうなるかをアロンソに保証してはいないと付け加えた。

「我々は、上位に返り咲きたいという以外は彼に何も約束はしていない。彼はそれをわかっている。彼は我々の実力を知っている」

ザク・ブラウンは、マクラーレンがなぜフェルナンド・アロンソをもう一年保持することが非常に重要だと感じたかを説明した。

「彼は本当にチームを楽しんでいる。彼は全員をプッシュしている。彼がガレージにくると、全員の士気が高まる」

「我々も上位に返り咲こうとしている。我々の利害は一致している」

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