マクラーレン・ホンダ F1 オーストリアGP
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1オーストリアGPの決勝を振り返った。

マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが12位完走。フェルナンド・アロンソは1周目にダニール・クビアトに追突されたリタイアを喫した。

「モーターレースに浮き沈みはつきものだ。まずはポジティブな点に目を向けよう」とエリック・ブーリエはコメント。

「ストフェルは週末を通して非常に堅実なペースを見せ、彼とチームのメンバーは各セッションで明らかに進化したように見る」

「ストフェルはレースでは常に乱気流の中で走行していたので、マシンの真の実力を発揮できなかったものの、着実にレースを展開した。ストフェルが受けたドライブスルーペナルティーについては、冷静に受け止めるつもりだ。当時、ストフェルはジョリオン・パーマーを追い抜こうとプッシュしていたが、単に不運な結果となっただけだ」

「ネガティブな点としては、フェルナンドのレースは本人のミスではないものの、忘れなければならない一戦だ。レースは戦いだということは分かっているものの、このようなばかげたアクシデントはF1というレベルの高いレースでは許されるものではない。たった1周走行しただけでマシンに重大な損傷を負い、レースをリタイヤすることは、我々にとっては受け入れがたい事実だ」

「最後に、またポジティブな点に目を向けよう。これから母国の観衆の前で行われるイギリスGPのためにシルバーストンに移動するが、英国ですばらしい1週間を迎えるための準備はできている。母国の観客の皆さんをがっかりさせないために、我々はいつも通りベストを尽くす」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1オーストリアGP