マクラーレン ホンダ F1
マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、エンジン供給元のホンダとのパートナーシップを解消を改めて否定。マクラーレン・ホンダが危機寸前だとの報道を否定した。

ホンダのトラブルが多発しているここまでの7日間のプレシーズンテストにおけるマクラーレン・ホンダの走行距離は全チームで最少であり、ベストタイムも最下位だ。

第2回テストを迎えてもホンダの信頼性とパワー不足は改善しないことで、マクラーレンはホンダとの関係解消を求めるかもしれないとの推測が再熱した。

フェルナンド・アロンソは「僕たちの唯一の問題はパワーユニットだ。信頼性もパワーもない」とホンダを批判している。

だが、ザク・ブラウンは、マクラーレンは断固としてホンダを支持していくと Sky Sport F1 に語った。

「我々には長期の契約がある」とザク・ブラウンはコメント。

「我々は彼らと多くのチャンピオンシップに勝ってきた。彼らには適切な人材がおり、我々にも適切な人材がいる。我々は一緒に問題に取り組んでいくつもりだ」

マクラーレンは3年前にF1に復帰したホンダとの契約の満期を守るつもりかと質問されたザク・ブラウンは「そうだ。それがマクラーレンがやっていることだ」とコメント。

マクラーレンとホンダとの契約は2024年までの10年契約だと考えられてる。

また、ザク・ブラウンは、ホンダが再びF1から撤退する可能性を否定した。

「そうなるとは思わない。彼らはその兆候を見せてはいない。グリッドのトップに返り咲くこと以外の話はしていない」とコメント。

マクラーレン・ホンダは、第2回プレシーズンテストでも電気系のトラブルで2度のストップを余儀なくされており、その状況は深刻だ。

テスト終了後に予定されていたエリック・ブーリエ(マクラーレン レーシングディレクター)と長谷川祐介(ホンダ F1プロジェクト総責任者)による記者会見はキャンセルされた。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム