マクラーレン・ホンダ マクラーレン
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、第2回F1バルセロナテスト2日目を振り返った。

ホンダの新スペックのパワーユニットを投入したマクラーレン・ホンダは、長めのセットアップ変更とショートランを繰り返し実施。その間に水漏れのトラブルに見舞われたが、プログラムに沿って順調に作業を進めているとエリック・ブーリエは主張する。

エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「リザルト上は、うまくいったようには見えないかもしれないが、実際は多くの情報を得ることができた。今日は、今後のさらなる変更に向けて空力の相関関係を見極めるために、セットアップ変更に時間を割いてショートランを繰り返す予定だった。走行時間は短くなったが、方向性を確認するために必要な情報が得られて、メルボルンに向けた準備を進めることができた」

「午後はもっと早く走行を再開したかったが、わずかな水漏れの兆候があり、それを解決するために、予定よりも時間がかかってしまった。ただ、こうしたこともテストの一部であり、早くコースに戻そうとして問題が起きれば、結局はガレージでの作業時間が増えてしまう結果になりかねない」

「まだまだやるべきことは多くあり、それに取り組む時間は残り2日間しかないが、プログラムは順調に進んでいます。テストの終了までの期間を実りあるものとして、マシンのパフォーマンスを引き出すことに集中し、ホンダとも連携してオーストラリアに向けた開発を進めていく」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1