マクラーレン・ホンダ:今季3度目のダブル入賞 / F1マレーシアGP
マクラーレン・ホンダは、F1マレーシアGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが7位、ジェンソン・バトンが9位だった。
フェルナンド・アロンソ (7位)
「今日はいいバトルをいくつか繰り広げることができ、非常にエキサイティングなレースだった。最後尾からスタートしたものの、その直後にかなりポジションを上げることに成功した。1コーナーでのアクシデントに巻き込まれなかったのはラッキーだった」
「その後、わずか数周を走ったところで、すでにトップ10圏内を走行していたので、自分のポジションにビックリした。そのとき、僕たちは無線越しに戦略について議論していた。攻めるのか、それとももう少し守りに入るのかという議論だ。そして最終的には、予選で残しておいた新品のオプションタイヤをすべて使って、攻めに出ることにした。最後に導入されたバーチャルセーフティカーは、僕たちにとってはラッキーだった。そのおかげで、最後に残っていた新品タイヤを使うことができた。今週末はペナルティーを受けたので、運が必要だったけど、今日は幸運を掴むことができたよ!」
ジェンソン・バトン (9位)
「僕のレースはそれほど悪くなかったけど、バーチャルセーフティカーに関しては非常に不運だった。後方のマシンは3ストップだったけど、私は2ストップ作戦を採用していた。僕がピットストップした3周あとにバーチャルセーフティカーが導入されたため、後方のマシンはすべて僕との差を15秒縮めることができた。ここ数戦は幸運に恵まれていない。スタート直後に4番手までポジションを上げたものの、その後、オープニングラップで数台のマシンに追い抜かれた。今日は2ストップの方がよりいい戦略だったけど、バーチャルセーフティカーが導入されると、その戦略を機能させるのは非常に難しくなる。その時点までは、7位で完走できるのではないかと思っていた。残りの5戦では、もう少し運を味方につけられることを願っている」
エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「一台のマシンが最後尾からスタートしたにもかかわらず、2台そろって入賞できたことは、非常に満足のいく結果です。また、マクラーレン・ホンダが引き続き進化を遂げていることの真の証です。2台のマシンで戦略を分けることによって、フェルナンドとジェンソンの両者がいい結果を手にすることができました。また、ピットクルーは5回のピットストップをミスなく行い、その中で、どのレースでも常に緊張を要する2台同時のピットストップも実施しくれました。フェルナンドの追い上げは、バーチャルセーフティカーがタイミングよく導入されたことで思いがけない手助けを得た結果かもしれませんが、彼は最後のピットストップを行う前にすでにトップ10圏内を走行していました。フェルナンドは3ストップという攻撃型の戦略から恩恵を受け、オープニングラップだけでポジションを10個上げるという果敢で力強い走りをみせました。今日が300回目のグランプリ出場となったジェンソンも、すばらしいレースを展開しました。ただ、彼は2回目かつ最後のピットストップを、バーチャルセーフティカーが導入されるわずか数周前に行うという不運に見舞われました。それによって、セーフティカーが導入されている間に予期せぬピットストップを行う機会をライバルたちに与える結果となりました。ただ、誤解のないように言うと、今日のレースでは2ストップが最速のオプションでした。バーチャルセーフティカーが導入されるまでは、ジェンソンは残りのレースに向けていいポジションをキープしていました。それがモーターレースなのです。ただ、ジェンソンの走りが9位よりもさらにいい順位に値することは我々全員が理解していますし、残りの5戦では彼の懸命な走りが結果につながることを確信しています。一週間後には日本の鈴鹿で次のグランプリが開催されますが、我々はそれを楽しみにしています。ホンダにとっては、今シーズンにおける最も重要で、名誉あるレースとなります。今週末の結果には勇気づけられる思いですし、来週末もいい走りができるようにします」
関連:F1マレーシアGP 結果:ダニエル・リカルドが今季初優勝!
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1マレーシアGP
フェルナンド・アロンソ (7位)
「今日はいいバトルをいくつか繰り広げることができ、非常にエキサイティングなレースだった。最後尾からスタートしたものの、その直後にかなりポジションを上げることに成功した。1コーナーでのアクシデントに巻き込まれなかったのはラッキーだった」
「その後、わずか数周を走ったところで、すでにトップ10圏内を走行していたので、自分のポジションにビックリした。そのとき、僕たちは無線越しに戦略について議論していた。攻めるのか、それとももう少し守りに入るのかという議論だ。そして最終的には、予選で残しておいた新品のオプションタイヤをすべて使って、攻めに出ることにした。最後に導入されたバーチャルセーフティカーは、僕たちにとってはラッキーだった。そのおかげで、最後に残っていた新品タイヤを使うことができた。今週末はペナルティーを受けたので、運が必要だったけど、今日は幸運を掴むことができたよ!」
ジェンソン・バトン (9位)
「僕のレースはそれほど悪くなかったけど、バーチャルセーフティカーに関しては非常に不運だった。後方のマシンは3ストップだったけど、私は2ストップ作戦を採用していた。僕がピットストップした3周あとにバーチャルセーフティカーが導入されたため、後方のマシンはすべて僕との差を15秒縮めることができた。ここ数戦は幸運に恵まれていない。スタート直後に4番手までポジションを上げたものの、その後、オープニングラップで数台のマシンに追い抜かれた。今日は2ストップの方がよりいい戦略だったけど、バーチャルセーフティカーが導入されると、その戦略を機能させるのは非常に難しくなる。その時点までは、7位で完走できるのではないかと思っていた。残りの5戦では、もう少し運を味方につけられることを願っている」
エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「一台のマシンが最後尾からスタートしたにもかかわらず、2台そろって入賞できたことは、非常に満足のいく結果です。また、マクラーレン・ホンダが引き続き進化を遂げていることの真の証です。2台のマシンで戦略を分けることによって、フェルナンドとジェンソンの両者がいい結果を手にすることができました。また、ピットクルーは5回のピットストップをミスなく行い、その中で、どのレースでも常に緊張を要する2台同時のピットストップも実施しくれました。フェルナンドの追い上げは、バーチャルセーフティカーがタイミングよく導入されたことで思いがけない手助けを得た結果かもしれませんが、彼は最後のピットストップを行う前にすでにトップ10圏内を走行していました。フェルナンドは3ストップという攻撃型の戦略から恩恵を受け、オープニングラップだけでポジションを10個上げるという果敢で力強い走りをみせました。今日が300回目のグランプリ出場となったジェンソンも、すばらしいレースを展開しました。ただ、彼は2回目かつ最後のピットストップを、バーチャルセーフティカーが導入されるわずか数周前に行うという不運に見舞われました。それによって、セーフティカーが導入されている間に予期せぬピットストップを行う機会をライバルたちに与える結果となりました。ただ、誤解のないように言うと、今日のレースでは2ストップが最速のオプションでした。バーチャルセーフティカーが導入されるまでは、ジェンソンは残りのレースに向けていいポジションをキープしていました。それがモーターレースなのです。ただ、ジェンソンの走りが9位よりもさらにいい順位に値することは我々全員が理解していますし、残りの5戦では彼の懸命な走りが結果につながることを確信しています。一週間後には日本の鈴鹿で次のグランプリが開催されますが、我々はそれを楽しみにしています。ホンダにとっては、今シーズンにおける最も重要で、名誉あるレースとなります。今週末の結果には勇気づけられる思いですし、来週末もいい走りができるようにします」
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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1マレーシアGP