マクラーレン
マクラーレンは、今季マシンは来年ホンダとタッグを組むための“実験室”だと捉えており、出来る限りなく開発をプッシュしていくと述べた。

マクラーレンは、今シーズン末でメルセデスとの20年にわたる提携を終える。そのため、通常よりも早く2015年の準備に焦点を切り替えるのではないかと推測されていた。

しかし、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、現行レギュレーションでは2014年を放棄してもマクラーレンに利益はないと考えており、今シーズンやっていることの全てが来年の繋がると確信している。

2015年からタッグを組むホンダのための“違うマシン”に取り組みながら、今年のプッシュを続けるかと質問されたエリック・ブーリエは「そうだ。だが、レギュレーションを考えれば、シャシーとギアボックスのピックアップポイントは同じであることがわかるはずだ」とコメント。

「我々はクルマを開発しているし、このクルマの開発を長く続けていく。実際、このクルマのアップグレードの大半は来年に持ち越される。つまり、このクルマを来年のための実験室として使っているということだ」

エリック・ブーリアは、マクラーレンは今シーズン中に少なくともベルギーとシンガポールで2度の重要アップデートを予定していると認めた。

2015年のマクラーレンのバッテリーとエネルギー回生システムのレイアウトは今年と類似したものになるということかと確認されたエリック・ブーリエは「いいや、そういう意味ではない。もう一つの質問に答えれば、スパでは重要なアップグレードがあり、シンガポールでも別のものを用意している」と述べた。

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム