マリア・デ・ヴィロタ
マリア・デ・ヴィロタは11日(木)、マドリードで記者会見を開き、事故後初めて公の場に姿をみせた。

7月のマルシャのF1テストで大事故を起こしたマリア・デ・ヴィロタは、右目、嗅覚、味覚を失い、頭部の損傷に苦しんでいる。

マリア・デ・ヴィロタは、事故によって多くの頭蓋骨を失っており、今後さらなる手術を受ける予定であることを明かした。

会見でマリア・デ・ヴィロタは、最初は目を失ったことを認めたくなかったが、人生について新たな見通しを得ることができたと述べた。

マリア・デ・ヴィロタ 頭蓋骨 レントゲン
「手術をした外科医の一人が近づいてきて、『マリア、私たちはあなたの命を救いました』と言いました。彼女は『あなたが大事故を覚えているかどうかはわかりませんが、あなたは我々とともにここにいます。難しかったですが、私たちはあなたの命を救えて嬉しいです。でも、私たちはあなたが目を失ったことを伝えなければありません』と言いました」

「その瞬間、私は外科医に『あなたは手術をするのに両手が必要ですか?』と尋ねました。彼はイエスと言い、私は「そうよね。私はF1ドライバーです。私には両目が必要なんです」と言いました」

「そして、彼に何かできる選択肢があるかのように、私は彼にそれ(目を取り除くこと)が私の決定ですと伝えました」

「でも、そのあと新しいことに気づくんです。元気だと感じていること。そして以前よりも多くのことが見えると気づきます。なぜなら、事故前は私はF1、クルマの中、競争することしか見ていませんでした。人生で本当に何が重要かを見ていませんでした。その時点で私は最大の事をわかっていなかったんです。それは私を救ってくれた人でした」

「この目は私に再びその方法を見つけさせてくれました。そして、この新しいチャンスによって私は100%でそれに生きて行くつもりです」

マリア・デ・ヴィロタは、世界中から送られた応援メッセージに圧倒されたと述べた。

「自分を見た時、『こんな私を愛してくれる人はいるかしら?』と思いました。でも、それ以来、私は彼らが人生でもっと多く愛してくれていたことに気づきました」

「私にはこの人生、そしてこれからをカバーしていくための十分な愛があります」

マリア・デ・ヴィロタは、何からのカタチでモータースポーツに関わりたいが、今はできるだけ回復するために力をセーブしていると述べた。

「残りの手術に集中しています。100%準備したいです」

「何をしていくかはまだわかりません」

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カテゴリー: F1 / マリア・デ・ヴィロタ