2020年のF1カレンダー 最新情報:3つのサーキットでダブル開催で19戦?
2020年のF1世界選手権は、3つのサーキットでのダブル開催を含め19戦で争われることになるようだ。

2020年シーズンは、新型コロナウイルスの世界的な大流行によって3月のオーストラリアで開幕を迎えることができず、現時点で10戦の延期・中止が決定している。

F1は2020年のF1世界選手権の再開にむけて新たなスケジューリングに取り組んでおり、現時点では7月5日にオーストリアのレッドブル・リンクで新たにスタートを切ると考えられている。

世界中のすべての国で大規模イベントの自粛が求められており、F1オーストリアGPは無観客を前提に準備が進められている。また、レース数を増加させるべく、同じサーキットでの2週連続の開催が計画されている。

同じサーキットでの2週連続開催はシルバーストンでのF1イギリスGP、バーレーン・インターナショナル・サーキットでのF1バーレーンGPでも計画されているという。

シルバーストンは、F1と無観客のダブル開催について合意に達したことを発表。当初、シルバーストンはリバティ・メディアに1500万ポンド(約19億4000万円)の支払いを求めていたが、ホスティング料と無観客による収入の損失分のみの補填となるようだ。

まだ、イギリス政府は入国者に14日間の検疫措置を設けており、まだF1イギリスGPの開催は正式決定したわけではない。F1、シルバーストン、および英国政府は、検疫措置の免状について話し合いを続けている。

仮にシルバーストンでのレースが実現しなかった場合に備え、ホッケンハイムが補欠として待機している。ドイツでは5月16日からサッカーのブンデスリーガが再開するなど、スポーツイベントの開催が可能な状態となっている。ホッケンハイムは他のグランプリの開催が断念された場合にも補欠の役割を担うと考えられている。

また、オランダGP、カナダGP、シンガポールGPは中止になると考えられている。オランダGPは無観客でのレースを受け入れておらず、ストリート・サーキットの準備が必要となるカナダとシンガポールは開催を見送ると考えられている。

鈴鹿サーキットでのF1日本GPは予定通り10月11日に開催されるとされ、9月20日のアゼルバイジャンGP、9月27日のロシアGP、10月4日の中国GPとの4週連続開催になると考えられている。

まとめると、現段階での2020年の新しいF1カレンダーは、2連戦、3連戦、3連戦、4連戦、3連戦、4連戦が1週間の間隔で開催される過密スケジュールでの19戦になると予想されている。

2020年 新F1カレンダー予想
7月5日 オーストラアGP
7月12日 オーストリアGP
7月26日 イギリスGP(もしくはドイツGP)
8月2日 イギリスGP(もしくはドイツGP)
8月9日 ハンガリーGP
8月23日 スペインGP
8月30日 ベルギーGP
9月6日 イタリアGP
9月20日 アゼルバイジャンGP
9月27日 ロシアGP
10月4日 中国GP
10月11日 日本GP
10月25日 アメリカGP
11月1日 メキシコGP
11月8日 ブラジルGP
11月22日 ベトナムGP
11月29日 バーレーンGP
12月6日 バーレーンGP
12月13日 アブダビGP

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カテゴリー: F1 / リバティ・メディア