F1:夏休みを廃止して8月に2デー開催3連戦を検討…全17~18戦を視野
F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、新型コロナウイルスの発生で延期になったレースを夏休みの計画を廃止して8月に追加する可能性を検討していると語る。

2020年のF1世界選手権の開幕は、新型コロナウイルスの世界的な大流行によって最も早くて5月まで延期された。これにより、F1は2020年のF1世界選手権の大規模なスケジュール変更というタスクに直面している。

開幕戦オーストラリアGPは、マクラーレンがチームスタッフに新型コロナウイルスに感染者が出たことから欠場を決断し、その後、レースの中止が決定した。続いて、第2戦バーレーンGP、第3戦ベトナムGPの延期も決定、すでに延期が発表されている第4戦中国GPと4月までレースはなくなった。さらに5月の第5戦オランダGPと第6戦スペインGPも状況を考えれば開催は不可能だと考えられている。

現在、F1は5月26日に開催予定のF1モナコGPでシーズンを開始する予定ではるが、新型コロナウイルスの状況は“流動的”であり、進展によってそれも変更になる可能性があることを認めている。

ロス・ブラウンは「我々は休みを取り、一時停止することになる。今年の初めにはレースはないので、今年後半にこれらのレースの再配置を検討していく」

「8月の休憩を開放すれば、何週間かレースを開催できると思う。そして、今年の残りのシーズンにむけてかなりまともなカレンダーを構築できると思っている」

「見た目は異なるが、それでもかなりの数のレースが維持され、エキサイティングなレースになるだろう。シーズンは遅れて始まることになるが、面白いものになると思っている」

ロス・ブラウンは、新型コロナウイルスの危機によりってF1は“未踏の領域”にいることを認めつつも、「17〜18レース以上のチャンピオンシップを獲得できると楽観視している」と語る。

「我々が話している1つのことは2日間の週末だ。したがって、2日間の週末を含むトリプルヘッダーがあれば、それはオプションになる」

「我々はレースを圧縮できる思っている。だが、それはシーズンがいつ始まるかによって異なる」

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カテゴリー: F1 / リバティ・メディア