リアム・ローソンF1残留に黄信号 モントーヤ「レッドブルは決断が早い」
リアム・ローソンのF1キャリアが、再び危機に瀕している。レッドブルF1からわずか2戦で降格となり、レーシングブルズへ戻ったローソンだが、復帰後も成績は芳しくない。チームメイトであるルーキーのアイザック・ハジャーに後れを取り続けており、現在その立場は急速に不安定になりつつある。

そんな中、F1界のレジェンド、フアン・パブロ・モントーヤは、レッドブル育成ドライバーのアーヴィド・リンドブラッドがF1昇格のチャンスを狙っていると語り、ローソンが結果を出せなければ、シーズン途中の交代もあり得ると警鐘を鳴らした。

「正直に言うと、ローソンがこれ以上良くならなければ、レーシングブルズがリンドブラッドを起用してもまったく驚かない」とモントーヤはスペイン紙『AS』に語った。

「ローソンは昨年チャンスを与えられ、それなりの仕事をした。レッドブルのシートも掴んだ。だが、あの状況は非常に難しく、彼にとっては肝臓に強烈な一撃を受けたようなものだった。今は心理的なサポートが必要な段階だと思う」

リアム・ローソン F1

アルピーヌのような決断も
ローソンの立場は、最近ドライバー交代を決行したアルピーヌのケースとも重なる。マイアミGP後、アルピーヌはジャック・ドゥーハンを降ろし、育成ドライバーのフランコ・コラピントを5戦限定で起用した。

モントーヤは、レッドブルも同様の判断を下す可能性があると語る。

「彼(ローソン)が早急に立て直せなければ、レッドブルは他の選択肢を探し始めるだろう。それがレッドブルのやり方だ」

「今アルピーヌで起きていることと似ているよ。コラピントが結果を出せなければ、また別のドライバーを乗せるだろう。それと同じことが起きると思う」

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カテゴリー: F1 / リアム・ローソン / ビザ・キャッシュアップRB