リアム・ローソン F1カタールGP予選「100分の1秒単位はフラストレーション」
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土曜日の前半のスプリントでは、10番グリッドからスタートしたにもかかわらず1周目に大きく順位を落として16位に終わったリアム・ローソン。挽回を目指した予選だったが、15番手でQ2進出を果たしたチームメイトの角田裕毅から0.077秒差でQ1敗退となった。
「最後のラップを始めたときに少しトラフィックがあった。100分の1秒単位の差しかないときはフラストレーションが溜まる」とリアム・ローソンはコメント。
「タイヤがまだ十分に温まっておらず、ラップのスタートに影響が出てしまった。最初のラップのタイムを更新できず、順位を下げてしまった」
「明日は厳しい戦いになるだろう。今日のスプリントでも苦戦した。チーム一丸となって全力で明日を戦い、コース上でのチャンスを見つけたい」
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ビザ・キュッシュアップRBのチーフテクニカルオフィサーを務めるティム・ゴスは、リアム・ローソンのスプリントについて「金曜日のスプリント予選でリアムが有望視していたグリッドポジションは、残念ながらスプリント1周目で大きく損なわれた」と説明。
「グリップ不足とワイドに走ったことによるタイヤの汚れで、ポジションを守るのが非常に困難だった。これに加えて、フロアがひどく損傷したため、失ったポジションを取り戻すチャンスはほとんどなかった」と語った。
カテゴリー: F1 / リアム・ローソン