ランド・ノリス F1エミリア・ロマーニャGP初日「微調整するだけでいい」
ランド・ノリスは、2024年F1エミリア・ロマーニャGP初日のフリー走行を12番手タイムで終了。マクラーレンはプラクティスで得た「良いポジション」を土台にするために、一晩でマシンに 「小さな微調整 」を施そうとしていると語った。

ノリスは前戦マイアミGPでのF1初優勝に続き、イモラで行われた初日でも競争力のあるペースを披露した。

マクラーレンはマイアミでのアップグレードを評価するためのテスト走行でプラクティス1回目は低調な結果に終わり、ノリスもマシンカットという小さなトラブルに見舞われた。

だが、マクラーレンはプラクティス2から調子を上げ、ノリスは最初の2セクターで最速タイムを記録してトップに浮上するかに見えた。

しかし、最終コーナーでグラベルにタイヤを取られたノリスはラップを中止し、トップのシャルル・ルクレールから1秒遅れの12番手となった。

それでも、2回のセッションの間に行ったセットアップ変更によって、彼とマクラーレンは今週末に向けてポジティブな土台を手に入れたと楽観視している。

「全体的にはかなり妥当な一日だったと思う」とノリスは評価した。 「ちょっと混乱したFP1だったし、クルマにレーキを取り付けていたので、空力テストを行っていた」
「その後、マシンにいくつかの問題が発生したので、最もクリーンで簡単な日ではなかった」

「でも、FP1からFP2に向けて本当に良い一歩を踏み出したと思う。そして、一旦快適になったら、かはり良いフィーリングで走れた。だから、僕たちは良いポジションにいると思う」

「トリッキーで、かなり突風が吹いていたけど、落ち着いていた。でも全体的にはポジティブな1日だし、週末に向けて良いスタートが切れたと思う」

ランド・ノリス マクラーレン エミリア・ロマーニャGP

マクラーレンはマイアミで包括的なアップグレードパッケージを導入し、ライバルのフェラーリとレッドブルは今週末のラウンドで対応することを選択した。

ノリスはマクラーレンが、マクラーレンが他チームと比較した自分たちの立ち位置を正確に把握できていないことを認め、メルセデスの素晴らしいペースにも言及した。

さらにペースを上げるためにはどうすればいいかと聞かれ、ノリスは 「今はまだわからない。データを見て、他と比較する必要があると思う」と答えた。

「レッドブル、フェラーリ、メルセデスと自分たちを比較してみると、彼らもかなり速いようだ。そして、彼らと比較して自分たちがどのような立場にあるのかを少し理解しようとしている」

「でも、ところどころにかなり小さなことがあるだけだ。僕たちは比較的速いと思う。最後はラップをタイムアップできなかったけど、いい位置にいると思う」

「あまり変える必要はないと思う。ほんの小さな微調整を加えて、すべてをまとめるだけだ。シンプルなことだ」

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カテゴリー: F1 / ランド・ノリス / マクラーレンF1チーム