ロバート・クビサ、ルノー残留を決断
ロバート・クビサは、ルノー残留を決断したようだ。

ルノーがチーム株式の75%をルクセンブルクの投資会社ジェニー・キャピタルに売却したことで、クビサとマネージャーはチームの状況について説明を求めていた。

ロバート・クビサは、昨年シーズン中にルノーとの2010年の契約にサインしていた。


ジェニーへの売却が発表された際には「新しい状況を評価するために少なくとも数日は時間が必要だ。私は我々が残留するか離脱するかを言う立場ではない」とクビサのマネージャーであるダニエル・モレリはコメントしていた。

一説では、クビサとルノーの契約には、チームがルノーの完全所有でなくなった場合に契約を解除できる条項があるとされている。

しかし、ダニエル・モレリは月曜日、状況は順調に進展していると語り、クビサが2010年にルノーでドライブすることを示唆した。

「正しい方向に進んでいる」とダニエル・モレリはBBC Sportにコメント。

「実際、疑いはなかったが、誰がチームで重要な役割に就くかを理解することが非常に重要だった。もちろん予算もだ。マシンをアップデートするのに重要だからね」

またダニエル・モレリは、ジェニーとの契約が発表されたあと、クビサがより多くのお金をチームに要求したとの報道を否定した。

「我々がより多くのお金を要求したというのはまったくのデタラメだ。有利な立場を得ることに関心はない。チームのためのお金を望んでいる」

「ロバートは、うまく機能するマシンを望んでいる。ドライバーが多くのお金を得ても、マシンが弱く、パフォーマンスを失うようでは意味がない。多くのお金を稼ぐより、ポイントを獲得して表彰台に上る方が良い」

ルノーは、今後2週間以内にエリック・ブーリエの新チーム代表就任とボブ・ベルのテクニカルディレクターへの復帰を発表するとみられている。

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カテゴリー: F1 / ロバート・クビサ / ルノーF1チーム