【SUPER GT】小林可夢偉 「これが現在の立ち位置だと受け止めている」
小林可夢偉は、SUPER GTフル参戦の初戦となった開幕戦岡山の決勝レースでのパフォーマンスを振り返った。
今年、小林可夢偉はSUPER GTのGT500クラスにLEXUS TEAM SARDから参戦。元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンとDENSO KOBELCO SARD LC500 #39号車を走らせる。
だが、2月に行われたオフシーズンテスト、3月に当地で行われた岡山GTA公式テストや富士GTA公式テストなど精力的にテストを重ねてきたがアクシデントも伴い、LEXUS TEAM SARDはこれまでにない苦難に満ちたシーズン出だしとなっている。
そして、迎えた開幕戦。予選ではヘイキ・コバラネンがQ1Q1突破ならずクラス最下位に。決勝では、スタートを担当したヘイキ・コバライネンが、最後尾からの挽回を期して15番グリッドから積極的に仕掛けていき超接近バトルを展開。オープニングで2つ順位を上げると9周目には12位にポジションアップ。その後ペナルティ車両で2つ順位を上げると12号車との攻防を繰り広げ26周目に攻略して9位にまで浮上した。さらに前を追いかけ続け8位に浮上して36周目にピットイン。
素早いピットワークで1台をかわし交代した可夢偉も7位から連なる一塊となった中位集団の中で激しい順位争いを展開した。思いのほかの一層の低温コンディションとなっていくレース後半で集団の中で遅いクルマに行く手を阻まれ順位を落とすも一進一退の攻防で順位を1つ戻す。一気に4つポジションアップ可能な戦況で7位浮上のチャンスを後方から狙うもチェッカー。DENSO KOBELCO SARD LC500は、予選から3つ順位を上げる12位でのフィニッシュ。ドライバーポイントは獲得ならず、チームポイントでは3点を獲得した。
「厳しい開幕となりました」と小林可夢偉はコメント。
「自分の担当したスティントではかなりの周回数をペースが遅いクルマにつきあわされたので、その間のタイムのロスがなければあとひとつやふたつ順位が変わったかもしれませんが、これが現在の立ち位置だと受け止めています」
「LC500のポテンシャルは他のレクサスチームが証明していますので、とにかくヘイキとチームと力を合わせて僕たちもできるだけ早く戦えるクルマに仕上げたいと思っています。幸いすぐに鈴鹿GTA公式テストがあるので、そこで細かい所まで見直して出遅れを取り戻したいですね。引き続きのご声援よろしくお願いいたします」
チームメイトのヘイキ・コバライネンは「公式練習走行でまずまずのタイムで、セットアップがこのレースウイークでも進化していただけにQ1の結果は自分自身とても悔しい」とコメント。
「決勝ではビックリする渋滞でGT300クラスのマシンをパスするのが難しかったね。ペース的にはまだ満足できていないし、ライバル勢はとても手強かった。しばらくはこのような僅差の争いが続いて少しの事で順位が変わってしまう戦況となるだろうけど頑張っていくよ。常に進化は必要だし努力を惜しまない。鈴鹿のGTA公式テストでセットアップを進めて次の富士ではファンの喜ぶ顔を見られるようにしたいね」
総監督を務める総監督は「厳しい結果のスタートとなりましたが、強さと速さに繋かる数多くのことを得られました」とコメント。
「新コンビの力を余すことなく、躍動する走りに活かせる様に一層努力を惜しまず、突き進んでいくチーム環境造りに引き続き努めていきたいと考えます。開幕戦での皆様の温かいご声援に感謝申し上げます。次の富士戦で皆様の期待に応えるべく切磋琢磨を続けていきたいと思います」
次戦は、小林可夢偉がWECスパ大会のため欠場でTDPドライバーの坪井翔選手が代わって出場する第2戦はゴールデンウィーク中の5月3日(木・憲法記念日)・4日(金・みどりの日)に富士スピードウェイで開催される。
カテゴリー: F1 / 小林可夢偉
今年、小林可夢偉はSUPER GTのGT500クラスにLEXUS TEAM SARDから参戦。元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンとDENSO KOBELCO SARD LC500 #39号車を走らせる。
だが、2月に行われたオフシーズンテスト、3月に当地で行われた岡山GTA公式テストや富士GTA公式テストなど精力的にテストを重ねてきたがアクシデントも伴い、LEXUS TEAM SARDはこれまでにない苦難に満ちたシーズン出だしとなっている。
そして、迎えた開幕戦。予選ではヘイキ・コバラネンがQ1Q1突破ならずクラス最下位に。決勝では、スタートを担当したヘイキ・コバライネンが、最後尾からの挽回を期して15番グリッドから積極的に仕掛けていき超接近バトルを展開。オープニングで2つ順位を上げると9周目には12位にポジションアップ。その後ペナルティ車両で2つ順位を上げると12号車との攻防を繰り広げ26周目に攻略して9位にまで浮上した。さらに前を追いかけ続け8位に浮上して36周目にピットイン。
素早いピットワークで1台をかわし交代した可夢偉も7位から連なる一塊となった中位集団の中で激しい順位争いを展開した。思いのほかの一層の低温コンディションとなっていくレース後半で集団の中で遅いクルマに行く手を阻まれ順位を落とすも一進一退の攻防で順位を1つ戻す。一気に4つポジションアップ可能な戦況で7位浮上のチャンスを後方から狙うもチェッカー。DENSO KOBELCO SARD LC500は、予選から3つ順位を上げる12位でのフィニッシュ。ドライバーポイントは獲得ならず、チームポイントでは3点を獲得した。
「厳しい開幕となりました」と小林可夢偉はコメント。
「自分の担当したスティントではかなりの周回数をペースが遅いクルマにつきあわされたので、その間のタイムのロスがなければあとひとつやふたつ順位が変わったかもしれませんが、これが現在の立ち位置だと受け止めています」
「LC500のポテンシャルは他のレクサスチームが証明していますので、とにかくヘイキとチームと力を合わせて僕たちもできるだけ早く戦えるクルマに仕上げたいと思っています。幸いすぐに鈴鹿GTA公式テストがあるので、そこで細かい所まで見直して出遅れを取り戻したいですね。引き続きのご声援よろしくお願いいたします」
チームメイトのヘイキ・コバライネンは「公式練習走行でまずまずのタイムで、セットアップがこのレースウイークでも進化していただけにQ1の結果は自分自身とても悔しい」とコメント。
「決勝ではビックリする渋滞でGT300クラスのマシンをパスするのが難しかったね。ペース的にはまだ満足できていないし、ライバル勢はとても手強かった。しばらくはこのような僅差の争いが続いて少しの事で順位が変わってしまう戦況となるだろうけど頑張っていくよ。常に進化は必要だし努力を惜しまない。鈴鹿のGTA公式テストでセットアップを進めて次の富士ではファンの喜ぶ顔を見られるようにしたいね」
総監督を務める総監督は「厳しい結果のスタートとなりましたが、強さと速さに繋かる数多くのことを得られました」とコメント。
「新コンビの力を余すことなく、躍動する走りに活かせる様に一層努力を惜しまず、突き進んでいくチーム環境造りに引き続き努めていきたいと考えます。開幕戦での皆様の温かいご声援に感謝申し上げます。次の富士戦で皆様の期待に応えるべく切磋琢磨を続けていきたいと思います」
次戦は、小林可夢偉がWECスパ大会のため欠場でTDPドライバーの坪井翔選手が代わって出場する第2戦はゴールデンウィーク中の5月3日(木・憲法記念日)・4日(金・みどりの日)に富士スピードウェイで開催される。
カテゴリー: F1 / 小林可夢偉