小林可夢偉
小林可夢偉が、ザウバー C30の発表会でザウバーでの2年目のシーズンに向けての意気込みを語った。

今年、ルーキーのセルジオ・ペレスとチームを組む小林可夢偉は、チーム内でベテランとしてチームリーダーの役割を担うため、2011年は違ったアプローチになるだろうと述べた。

「ルーキーシーズンは、とてもチャレンジングで、とてもエキサイティングな期間でした」と小林可夢偉はザウバー C30の発表会でコメント。

「今もまだエキサイティングですが、役割が違います。チーム内のより経験豊かなドライバーです。チームをどのように良いレベルに持っていけるかを考えています」

「チームを導く準備ができていなければなりません。そのためにペーター・ザウバーとチームは今年僕を選んでくれました。確かにチャレンジですが、チームにとってのリーダーになる準備はできています」

デビューシーズンに数々のオーバーテイクでファンを魅了した小林可夢偉は、2011年の新しい可変リアウイングの助けがなくてもオーバーテイクできると述べた。

「初レースでもいくつかオーバーテイクをしました」と小林可夢偉は去年の開幕戦を振り返った。

「僕にとっては普通のことだったし、特別ではありませんでした。自分のレースでした」

「もちろん、オーバーテイクは難しいですが、ルーキーとしての期間にどのようにオーバーテイクをできるか自信がつきましたし、まだその自信を持っています。去年はそれがとても助けになりました」

小林可夢偉は、可変リアウイングの効果をまだ確信していないと認めた。

「ドライバーにとって難しいシステムです。うまく働けば最高ですが、何かが起これば、それは非常に危険な可能性があります」

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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉