ロス・ブラウン 「もっとオーバーテイクが見られると考えていた」 / F1イタリアGP スプリント予選
F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、モンツァでのスプリント予選でドライバーはお互いにもっと簡単にオーバーテイクをすることができると考えていたと認める。

土曜日の午後に行われたスプリント予選では、1周目以降、ポジションの変化はほとんど見られなかった。多くのドライバーは、“DRSトレイン”がオーバーテイクを困難にするだろうとあらかじめ予想していた。

ロス・ブラウンは、高速でオーバーテイクが容易になると期待してモンツァをスプリント予選の3つの会場のひとつとして選んだと語る。だが、今年はそれが見られなかったが2022年に新世代のF1マシンが導入されれば、オーバーテイクは容易になると予想している。

「来年のマシンが大いに役立つだろうと楽観視している」とロス・ブラウンは語った。

「だが、DRSがあってもオーバーテイクが困難であることに驚いた。もっとチャンスがあると思ったので、我々はこのレースを1つに選んだ。だが、レースが展開するとそうではなかった。来年の車マシアンは間違いなく一歩前進するだろう」

それでも、ロス・ブラウンは、スプリント予選イベントが「決勝に金曜日の予選後に思っていたものとは異なるレースの顔色」を追加したと語った。

「その点では素晴らしいと思う」とザク・ブラウンは語った。

「グリッドの前方は少し静かだが、いずれにしろ、レースではそれが得られると思う。中盤でたくさんのアクション、スタートでたくさんのアクションがあり、とてもエキサイティングなスタートが見られた。それが週末全体に追加されると思う」

ロス・ブラウンは、フェルナンドアロンソが、これまでの2回のスプリント予選で最も印象に残ったドライバーだと語った。
「フェルナンドはこの機会をつかみとっている…彼はそれを目指しているし、素晴らしい」

「だからこそ、実際、フィールドの真ん中でアクションを見ると、とても良かったと思う。彼ら全員がフェルナンドのようにレースをしていたら、私はとてもハッピーだっただろう」

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カテゴリー: F1 / F1イタリアGP