ハジャー 2026年レッドブルF1昇格に意欲「新レギュレーションはチャンス」
2026年にレッドブルF1へ昇格する可能性が取り沙汰されているアイザック・ハジャーは、新技術レギュレーションの導入がその移行を後押しする可能性があると語った。

F1マシンは来年、大幅な技術変更を迎える予定で、シャシーとパワーユニットの両面で大きな変化が加えられる。

現在F1でルーキーシーズンを戦っているハジャーは、ここまでの10戦で21ポイントを獲得し、印象的な走りを見せている。

フランス出身のハジャーは、今季レッドブルで苦戦が続く角田裕毅に代わって、来季フェルスタッペンのチームメイトとして昇格する可能性があると報じられている。角田裕毅は、リザーブから昇格したリアム・ローソンがRB21の速さを引き出せなかったことを受け、序盤戦で早期に起用された経緯がある。

元トロ・ロッソ代表フランツ・トストが「F1で3年経てばトップチームに行く準備が整う」との持論を展開していたことを受けて、ハジャーは次のように語った。

「10年経っても成長と学びを続けるドライバーもいる。だから、トストの見解は公平だと思う」

「もちろん、3年もかけずにトップチームでうまくやれるドライバーもいる。ただ、3年で準備が整うというのも理にかなってると思う」

アイザック・ハジャー レッドブル F1

しかしながら、ハジャーは来季レッドブル入りのチャンスがあれば、それを逃すつもりはないとも示唆しており、新レギュレーションによって環境がリセットされることが有利に働くと考えているようだ。

「レギュレーションが変わるというのは、ある意味すべてがリセットされるということ」
「だからこそ、少し楽になる部分もある」

「ドライバーとしては、すぐに速いクルマに乗りたいと思う。ルイス(ハミルトン)を見てみればいい。マクラーレンでデビューしてうまくやっていた。3年必要ではなかったけど、もちろん3年経てばさらに良くなっていた」

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カテゴリー: F1 / アイザック・ハジャー / レッドブル・レーシング / ビザ・キャッシュアップRB