ヒスパニア・レーシングF1チーム
ヒスパニア・レーシングは、4日(木)にスペインのムルシアで体制発表を行うことを発表した。

ヒスパニア・レーシングF1チーム(Hispania Racing F1 Team)は、カンポス・メタ1の会長を務めていたホセ・ラモン・カラバンテがエイドリアン・カンポスからチーム株式を買収して誕生するチーム。

ヒスパニアとは、現在のポルトガル、スペイン、アンドラ、ジブラルタルなどを含んだイベリア半島を指していた言葉。ホセ・ラモン・カラバンテは、自らの会社を“グルーポ・ヒスパニア”と名付けており、そこからチーム名が決定したと思われる。

チーム代表を務めるコリン・コレスは、ヒスパニア・レーシングへのチーム名変更について次のようにコメントしている。

「新たなチーム名は、我々のF1への野心の新たなる誕生を示すものであり、3月14日バーレーンでデビューを飾るために舞台裏で行われた多大なる努力を強調するものである」

「我々はパドックにおいて新チームだが、フェラーリ、マクラーレン、ウイリアムズ、ロータスといった伝説の名を持つチームの横に並べることを心から誇りに思う。今後数年間で我々自身で名声を確立できることを期待している」

ヒスパニア・レーシングの本拠地は、スペインのムルシアに置かれ、体制発表ではブルーノ・セナのチームメイトとしてカルン・チャンドックの起用が発表されるとみられている。

またヒスパニア・レーシングのマシンカラーリングも披露されるとみられており、その後シャシーを製造するダラーラの本拠地に近いイモラでシェイクダウンが行わる予定とされている。

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カテゴリー: F1 / HRT / カンポス