ホンダF1、2日連続の250周超え 「レースを想定したセッティングを最適化」 / 2021年F1プレシーズンテスト2日目
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年F1プレシーズンテスト2日目の作業を振り返った。

バーレーンで開催中のF1公式テストは2日目を迎え、レッドブル・レーシング・ホンダはセルジオ・ペレスが加入後初の公式セッションに登場し117周を走行。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは全体2番手タイムを記録するなど、ホンダF1パワーユニット勢は、初日に引き続き充実した内容となった。

「ホンダPUを搭載する2チーム、2台のマシンは大きなトラブルなく周回を重ね、レッドブル・レーシング・ホンダが117周、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダが144周と、両チーム合計で261周の走行ができたことを、ポジティブに捉えています」と田辺豊治はコメント。

「風が強い一日でしたが、昨日のような砂嵐には至りませんでした。一方、外気温・路面温度は昨日から10℃ほど下がり、異なるコンディションの中で走行することができたため、いいデータの蓄積になりました」

「本日は、ショートランに加え、レースをシミュレーションしたロングランも行いました。PUとしてもレースを想定したセッティングの確認を含め、多岐にわたるテスト項目を通して、機能確認とセッティングの最適化などに努めました」

「最終日となる明日のテスト3日目は、開幕戦前に走行できる最後の機会となります。残された8時間を最大限活用し、いい形でシーズン開幕を迎えられるようにしたいと思います 」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1