ホンダF1 田辺豊治TD「今のホンダがあるのはアルファタウリのおかげ」
ホンダF1の田辺豊治が、イタリアでホームレースを迎えるアルファタウリに感謝の言葉を述べた。

2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1復帰したホンダF1が、3年間で契約を解消。供給元がなくなったホンダにアプローチしたのが当時トロロッソと呼ばれていたアルファタウリだった。

2018年にトロロッソとともに新たなパートナーシップを開始したホンダF1は、マクラーレン時代とは異なる自由に開発を任せられた環境のなかでパワーユニットのパフォーマンスと戦闘力をあげ、2019年からトップ3の一角であるレッドブルにもエンジン供給を開始。レッドブルとは復帰後初優勝も経験した。

田辺豊治は今のホンダF1があるのはアルファタウリだと語る。

「この2連戦は我々のパートナーチームであるスクーデリア・アルファタウリのホーム、イタリアで開催されます。特に今週末のイタリアGPは、ホンダにとってトロロッソ時代も含め彼らと一緒に戦う50戦目の節目のレースになります」

「アルファタウリとは、2018年のパートナーシップ締結以降、ゼロからプロジェクトを開始し、ここまで2度表彰台を獲得するなど、着実な前進を見せてきました。今のホンダがあるのは彼らのおかげと言っても過言ではありません。イタリアらしい熱い情熱と温かさで我々を迎え入れ、ここまでともに歩んできてくれたアルファタウリに対し、ここで改めて感謝の意を伝えたいと思います。

「今回はさまざまな意味で我々にとって大切なレースになります。2つのチームとともにいい結果を残せるよう、全力で週末に臨みます」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / トロロッソ / スクーデリア・アルファタウリ