ホンダF1 「自動車業界の電動化の流れも考慮しなければならない」
ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、今後のF1活動において自動車業界の電動化の流れも考慮しなければならないと語る。

ヨーロッパでは、英国政府が2023年までにガソリン車/ディゼール車およびハイリッド車の新車の販売を禁止にするなど、自動車業界には電動化の波が押し寄せている。

2020年までF1にコミットしていたホンダはF1撤退の噂も流れたが、2021年まで1年間だけレッドブル/アルファタウリへのF1エンジン供給を延長。だが、それ以降については不透明な状況となっている。

山本雅史も、自動車メーカーとして、ホンダも世界的な電動化の流れを考慮に入れる必要があると語る。

「2021年以降、レッドブルと協力について話し合っています。しかし、自動車産業が電気的になっていることも考慮する必要があります。多くの企業は多くのお金を投資しなければならないので、私たちは自分たちの活動とお金を効率的に使う方法に注意する必要があります」

だが、F1は引き続きホンダにとって最優先事項だ。

「もちろん、フォーミュラEにも興味を持っていますし、引き続きフォーローし、情報を収集しています。ですが、現時点ではF1に焦点を合わせており、フォーミュラEには参戦するつもりはありません」と山本雅史は付け加えた。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ホンダF1