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ホンダF1の副テクニカルディレクター兼トロロッソのチーフエンジニアを務める本橋正充が、エンジニアとしてF1中国GPを振り返った。

本橋正充は、ホンダのF1テクニカルディレクターである田辺豊治の下でトロロッソのPUオペレーションやホンダのメンバーのマネジメント、さらにはFIAとPUに関するコミュニケーションを取る際の窓口担当として仕事をしている。

「今回の中国でのレースは、私が担当しているトロロッソについてはPUのトラブルやクラッシュなどがあり、難しく、かつ忙しいものになりました」と本橋正充はHonda Racing F1の公式サイトで語った。

「それでも最後尾からスタートしたアルボン選手が数々のオーバーテイクを見せ10位入賞を果たすなど、最低限の結果は得られたように思いますし(ドライバー・オブ・ザ・デイにも選ばれましたね。皆さんの投票のおかげです)、中団ではいい戦いをできる位置にいるのではと考えています」

「レッドブルのフェルスタッペン選手は再度の4位で、表彰台には届きませんでした。ドライバーが速いことは間違いないですし、もっと上を目指しているので当然悔しいです」

「3レースを終えてパッケージのパフォーマンス差がはっきり見えてきており、PUとしてもさらなる前進が必要だと感じています」

「昨年一緒に仕事をしていたガスリー選手は今年に入って苦しんでいただけに、今回の6位入賞とファステストラップ獲得は、ホンダのメンバーとしてはうれしいですね。まだまだこんなもんじゃないと思うので、ここから調子を上げていってほしいです。

「中国GPは1000回目の記念レースではありましたが、私たちエンジニアにとってはいつものレースと同じく勝利を目指して仕事をするのみで、大きな違いはありませんでした。でも、こういった場にメンバーとしていられたことはうれしいですし、光栄なことだと感じています」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1