F1 ホンダF1 中国GP
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1中国GP初日のフリー走行での作業を振り返った。

記念すべき1000回目のグランプリとなるF1中国GPは初日に2回のフリー走行が実施された。FP1後にトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトのパワーユニット(PU)に異常が確認された。

FP2までに問題を分析する時間がなかっため、ホンダF1はダニール・クビアトのパワーユニットを交換することを決定。FP2の45分を失うことになった。

しかし、それ以外は順調に作業を実施。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが好調なペースをみせて3番手タイムを記録。ピエール・ガスリーが10番手、アレクサンダー・アルボンが12番手、ダニール・クビアトが13番手でセッションを終えた。

「今日の中国GP初日のセッションは、残念なことにFP1の終了時にクビアト選手のPUに異常が確認されました。FP2まで解析の時間がなかったため、PUの交換を決定しました」と田辺豊治はコメント。

「結果的にFP2の前半を失うことになってしまいましたが、迅速な作業により45分の走行時間を確保してくれたチームに感謝しています。交換したPUに関しては、早急にHRD-Sakuraに送り返すとともに、データの分析を進めます」

「その他のマシンについては、通常の金曜と同様にスムーズなセッションを行うことができました。僅差の戦いになっていますので、明日以降さらにセッティングを煮詰めて、予選、決勝に向かいたいと思います」

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