ホンダF1チーム(イタリアGP予選)
ホンダは、F1イタリアGPで、ルーベンス・バリチェロが16番手、ジェンソン・バトンは19番手だった。

ルーベンス・バリチェロ (16番手)
「今日はいい予選セッションになりそうだっただけに、とてもがっかりしている。不運にも無線でのやりとりに行き違いがあった。そのときのタイヤのままで、フロントウイングを立てたいと思ってピットに入った。しかし、温度を懸念してチームは新しいタイヤに変更し、ウイングを寝かせてしまった。このセッティングが僕には全くうまくいかなかった。Q2に進出し、もっといい予選になると思っていたので、残念だ」

ジェンソン・バトン (19番手)
「こういったコンディションは、僕たちに有利に働くと期待していた。だから、今日の予選をこんなにも後方で終わってしまったことに驚いている。一番の問題は、とても低いダウンフォースとウエットという状況で、マシンとタイヤの機能をうまく発揮できなかったことだ。最初のタイヤでは、問題なくトップ10に迫っていた。しかし、ラスト3回のアタックで新しいタイヤにしたとき、マシンのコントロールが難しくなった。バランスがとれず、グリップも不足し、ブレーキを踏むたびにフロントとリアがロックしそうになった。データを見て、こんなに困難な状況に陥った理由をつきとめなければならない。レースを後方からスタートしなければいけないのが、本当に残念だ」

ロス・ブロウン チームプリンシパル
「実際には、我々のアプローチはとてもよかった。ほとんどの作業を正しく終えることができたが、2回目のタイヤセットが、最初のものに比べグリップがなかったことに驚いた。このために我々は苦戦を強いられた。通常、新しいタイヤセットでパフォーマンスが上がるはずだが、今日は全く反対だった。ピットストップ前までQ2に進出できる位置にいたので、これは本当に痛手だ。今日の予選はうまくいかなかったが、明日も天候が荒れ模様になることを期待している。ウエットでの我々のレースは悪くないので、今日起こった問題が片付けば、グリッドは後方だが、まだチャンスはある」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1