ルイス・ハミルトン F1イタリアGP初日「フェラーリでモンツァ走行は想像以上」

ハミルトンはイタリアGP金曜のフリー走行1回目でトップタイムを記録し、フェラーリが1-2を飾った。しかし、フリー走行2回目は競争力を欠き、最終的に4番手に終わった。
今週はフェラーリにとって多忙な日々が続き、週の初めにはミラノでファンの前に姿を見せるイベントにも参加していた。
ハミルトンはフェラーリとしてモンツァを走った感想についてこう語った。
「本当に信じられない。最高だ。ガレージを出ていくときの感覚がすごいんだ。青(メルセデス時代)の時も素晴らしかったけど、僕は赤のためにチームに加入した。木曜にミラノでティフォシと過ごした経験、そしてここで赤いマシンでガレージを出て走る体験は、想像していた通り、いやそれ以上だった。FP1はいいセッションだったけど、FP2でクルマにいくつか変更を加えたら少し悪くなった。ただいいのは、それを元に戻せるということだ」

「多くのポジティブ要素」
ハミルトンは、前戦オランダGPでの黄旗無視による違反で科された5グリッド降格ペナルティのため、今週末は6番手以上からのスタートはできない。それでも予選に向けて必要なセッティング変更の見通しは立っていると自信を示した。
「FP1は本当に強さを感じられた。FP2は確かにもっと苦戦したけど、FP3で苦しむよりはFP2で経験できた方がいい。今日はたくさんのポジティブなことがあったし、一晩で作業を進められる。明日はもっと良くなれることを願っているよ。マクラーレンは明らかにまだすごく速い。トップ5、トップ10の間は本当に僅差だ。厳しい戦いになるだろう。オーバーテイクは簡単じゃないし、不運にも僕にはペナルティがある。でも来年よりは今の方がまだいいだろうね」
ハミルトンはフェラーリ加入後、まだグランプリで表彰台に上がっていない。それでもペナルティを抱えながらも今週末に前進できると楽観している。
「言った通り、予選でどこに並んでも5グリッド後退する。それは良くないことだけど、オーバーテイクは本当に難しい。我々はトップ15の間ですごく接近していると思う。それでも僕は楽観的でいられる。前に進める可能性がまだあると感じているんだ。今日はクルマにずっと満足できたし、明日もそうであることを願っている。いや、明日もそうなるよ。今夜変更を加えて、明日は気持ちを切り替えて臨むんだから」
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