メルセデスF1のルイス・ハミルトン、FIAにレッドブルの独走阻止を要求
レッドブル・レーシングがすでに2024年に焦点を当てているのではないかとの懸念がある中、メルセデスF1のルイス・ハミルトンはFIAに対し、F1チームが来季のマシン開発に着手できる時期を義務づけるよう求めている。

レッドブル・レーシングは今季これまでの9戦全勝で両タイトル保持の大本命であり、ハミルトンはその優位性によってレッドブルすでに来年の挑戦者に焦点を切り替えていると信じている。

ハミルトンは、特にメルセデスがアストンマーティンとフェラーリとの2位争いに固定されているため、これによりレッドブルにとってさらなるアドバンテージが確保される可能性があると感じている。

「クルマは正しい方向に進んでいる。最終的には年末には少しずつレッドブルに追いつく可能性が高いと思う」とハミルトンはSky Sportsに語った。

「でも、それはおそらく、彼らがすでに来年のマシンに集中しているからだろう。彼らははるかに先を行っており、もうこのマシンに変更を加える必要はない」

「FIAはおそらく、誰もが来年のマシンの開発に着手できる時期を設けるべきだと思う」

「たとえば、8月1日から誰もがスタートできるとすれば、誰も来年に有利になることはない。その方が理にかなっている」

「例えば、シーズンが始まってマシンが悪いとわかったら、『わざわざこのマシンを開発する必要はないし、来年のマシンこのお金をすべてつぎ込んでアドバンテージを手に入れるよう』と言えるだろう」

「僕たちは彼らほど早くからスタートしたことはないし、それを変える必要がある。 なぜなら、それが長い間優位を保ち、彼らがそれを許し続ける理由だからだ」

「フェラーリは先行していたときも同じことが起こった。当時のレッドブルとセバスチャン(ベッテル)も同じだった。彼らはより早くスタートするので、常に先行している」

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カテゴリー: F1 / ルイス・ハミルトン / メルセデスF1 / FIA(国際自動車連盟)