ルイス・ハミルトン、F1ファンに発煙筒の環境への影響を提起
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レッドブルリンクでは、マックス・フェルスタッペンをサポートする“オレンジアーミ”に加えて、多くのF1ファンがレースの開始時と終了時にオレンジ色の発煙筒を焚いた。その結果、煙のなかをF1マシンが走行するイメージが生まれた。
発煙筒がドライビングコンディションに与えた影響について質問されたルイス・ハミルトンは、可視性が部分的に問題ではあるが、環境への影響についてに疑問を呈した。
「フォーメーションラップでは、ターン7のエイペックスが見えなかったし、レースの終わりには、ターン6で何も見えなかった」とルイス・ハミルトンはメディアに語った。
「幸いなことに、レース中は必ずしもそうではなかった。でも、最終的にはもっと抑える必要があるのではないだろうか」
「環境的にもあまり良いとは思えない」
マックス・フェルスタッペンは、発煙筒の使用や視界の問題を批判することには消極的ではあるが、代わりに発煙筒をコース上に投げないように警告した。
「ファンが発煙筒をトラックや芝生に投げ入れているのを目にした。それが彼らがすべきではない唯一のことだと思う」とマックス・フェルスタッペンは語った。
「1周くらいで風がトラックを吹き飛ばすので、トラック内には届かないし、問題はないと思う」
F1オーストリアグランプリのウィナーであるフェラーリのシャルル・ルクレールは、フォーメーションラップ中に視界が低下したが、発煙筒の煙にほとんど動じなかったことに同意した。
「フォーメーションラップはかなり多かったけど、それほど悪くはなかった。それでも見ることができたし、問題はなかった」とシャルル・ルクレールは語った。
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