小松礼雄 ハースF1のチーム代表としての目標は「まずは内部に伝えたい」
ハースF1のチーム代表に就任した小松礼雄は、オーナーのジーン・ハースから2024年のF1コンストラクターズ選手権の順位を目標に掲げられていることを示唆した。

昨年、ハースF1チームが昨最下位に終わったことを受け、小松礼雄は人気のあったグンター・シュタイナーに代わってチーム代表に就任。チームオーナーのジーン・ハースは、昨年の結果を改善する必要があることを新チーム代表に明言した。

自分自身に具体的な目標を設定したかと質問された小松礼雄は「チャンピオンシップという意味ではそうですね」と答えた。

「それを外部に伝える前に、まず内部に伝えたいと思っています」

「予測を立てる前に、まず何をすぐに変更できるかを理解し、それが与える影響を見積もりたいと考えています。9位、8位、7位? わかりません」

小松礼雄は、ジーン・ハースがチームが過去3年のうち2年のようにコンストラクターズ選手権で再び最下位に終わることを望んでいないことを強く示唆した。

「これは競争なので、誰も最下位になることを好みません。もちろん、ここから向上していくしかありません」

小松礼雄は、2016年にハースF1チームに入社し、シュタイナーの後任としてチーム代表に就任するまではエンジニアリング ディレクターを務めていた。つまり、彼はエンジニアリングのバックグラウンドを最高レベルにまで高めている。

「少し違った方法で、少し違ったアプローチで物事を見ているのは確かです。このチームにあるいくつかの制約があっても、もっといい仕事ができると確信しています」

「我々は多くの分野で多くを改善できるはずです。そう思っていなければ、この仕事は引き受けなかったと思います」

ジーン・ハースは、ハースF1チームのパフォーマンスを恥ずべきものだと表現した。小松礼雄は今、事態を好転させる責任を負っている。

「私は、毎レース、1時間半か2時間、ピットウォールに立っていました」

「予選でそこそこのポジションにつけて、しばしばQ3に進出してしまいたが、日曜の午後になると、制限のせいで後退してしまう…そこは恥ずべきことです。ジーンの言うとおりです。我々はがここにいるのはそのためではありません。だから、私はそれを改善するためにここにいます」

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム