貨物遅延のハースF1チームに残り2日で4時間の追加テスト時間の救済措置
貨物到着の遅れでF1バーレーンテスト1日目の午前に走行できなかったハースF1チームは、残りの2日間で4時間の追加テスト時間を与えられた。

ハースF1チームは、機器を輸送する予定だった飛行機が技術的な問題でイスタンブールで立ち往生し、バーレーン・インターナショナル・サーキットに到着したのは火曜日の夜だった。

チームは夜通しでピットの設営とマシンの組み立てを行ったが、10日(木)のテスト開始には間に合わず、午前中の4時間を逃すことになった。

ハースF1チームは、残り2日間の走行スケジュールを発表。テストは現地時間の午前10時から午後2に、午後3時から午後7時と4時間ずつの走行となっているが、ハースF1チームは2日目の金曜日に午後8時まで1時間、最終日の土曜日は午前9時からの1時間と午後9時までの2時間が追加された。

これにより、ミック・シューマッハとケビン・マグヌッセンはそれぞれ2時間ずつ追加で走行できることになった。

だが、実際にはハースF1チームは日曜日に走行することを望んでいたが、他チームによって拒否されたことを明らかにしている。

「我々はこれから毎日取り戻す必要がある」とギュンター・シュタイナーは語った。

「4時間のテストを行うことはできるが、1日の終わりに行う必要があります。日曜日に走ることはできない」

「レギュレーションによって、3日連続である必要があります。そして、我々がそれを行うことができるようにするには全会一致で投票される必要がある。そうでなければ、我々は実施できない。誰かが我々がそれをするべきではないと決めた。私はそれがマクラーレンだったと聞いている」

また、ギュンター・シュタイナーは、チームが夜間にキャッチアップテストを実施しなければならないことを不利だと考えている。

「我々はちょうど悪い状況に陥り、それを最大限に活用するために実際に一生懸命働いた、そして、これから、我々は夜に走らなければならないことで再び罰せられるだろう」とギュンター・シュタイナーは付け加えた

「何人かのスタッフはここまで漕ぎつけるために30時間続けて働いた。そして、今、夜にもっと長く働く必要がある。彼らのところにいって一晩もっとハードに働くように頼むのは公平ではないと思う」

「夕方にテストをしたり、日曜日にさらに半日をテストをしてもアドバンテージにはならない。そこにアドバンテージはない。新たなディスアドバンテージは望ましくない。だが、それでも整理する必要がある」

ハースF1チームは、3月5日(土)にウラルカリとのタイトルスポンサー契約とニキータ・マゼピンとのドライバー契約の解除を発表。3月9日(水)に後任としてケビン・マグヌッセンの起用を発表している。

VF-22のマシンカラーは、ロシアをイメージさせるウラルカリの白・赤・青から白・赤・黒の新しいカラーリングに変更された。

ハースF1チーム F1バーレーンテスト

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム