ティモ・グロック
ティモ・グロックは、マルシャが2012年の最終戦でコンストラクターズ10位を維持できなかったことが、F1から離脱することになった大きな理由だと述べた。

マルシャは、ティモ・グロックとの契約を解除し、ペイドライバーの起用を示唆。ティモ・グロックは、DTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦DTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦するためにBMWと契約を結んでいる。

マルシャでの2013年の将来を疑ったのはいつかと質問されたティモ・グロックは、シーズン最終戦ブラジルGPだったと述べた。

コンストラクターズ10位には、コンコルド協定で定められた約1,000万ドル(約8億7320万円)の賞金を手にでき、10位と11位とでは大きな違いとなる。

「僕たちは10位を維持できることを本当に望んでいた」とティモ・グロックはコメント。

「ブラジルが、その件を懸念し始めたときだ」

「チームが僕のところに来て、状況を非常にはっきりとオープンに伝えた。それについて考えることになったし、最終的に僕たちはじっくりと話し合い、いろいろな可能性を探った」

「チームにとって経済状況がどれくらい難しいかを認識したし、期待している前進を果たすのは難しいとわかった」

「今、僕たちには良いベースがあるし、新車は前進すると僕も信じている」

「それでも、僕は本当に大きなステップを果たすには何が必要かわかっている」

最終戦でマルシャを抜いてコンストラクターズ10位を獲得したケータハムも、ヘイキ・コバライネンを残留させずに2人目にもペイドライバーを起用するとみられており、現在のF1の厳しい財政状況が浮き彫りになっている。

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カテゴリー: F1 / ティモ・グロック / マルシャ