ジョージ・ラッセル、レッドブルF1上層部のデ・フリースの扱いを疑問視
ジョージ・ラッセルは、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、ニック・デ・フリースをアルファタウリ在籍中に非公式チームリーダーに据えたことに疑問を呈している。

2020/21年フォーミュラEチャンピオンのデ・フリースは、2022年イタリアGPでウィリアムズの代役として出場した際に好印象を与え、2023年にアルファタウリにフルタイムで参戦するためにマルコと契約した。

マルコは、チームメイトの角田裕毅がすでにF1で2シーズンを経験していたにもかかわらず、デ・フリースはモータースポーツでの経験が豊富なことからアルファタウリのチームリーダーとみなされるべきだと語った。

だが、結果を出せないデ・フリースへのはプレッシャーあh高まり、イギリスGP後に最終的に解雇され、マルコは角田裕毅のチームメイトにダニエル・リカルドを起用することを選択した。

デ・フリースがメルセデスのリザーブドライバーだったときに一緒に仕事をしていたラッセルは、マルコのデ・フリースへの対応に当惑した。

「他のチームなら、こうなるとは思っていなかっただろう」とラッセルはデ・フリースのアルファタウリからの早期離脱について語った。

「レッドブルがどのように運営しているかを知っており、彼らのやり方を尊重する必要がある」

「つまり、アルファタウリにいた間、ニックのことを詳しく観察していたわけではないけど、ヘルムートのレポートや発言は目にしていた。信頼されていないければ走るのは難しい場所だ」

「ルーキーである彼がチームのリーダーになると言うことによって、シーズン開幕から自信を持たせる手助けをしたわけではない」

「彼が27歳か28歳であるかは問題ではない。彼はF1のルーキーであり、ルーキーに、チームメイトより多くの選手権を走ったからといって、自分がチームのリーダーだと言うことはできない」

「彼はスタートしたときから難しいポジションにいた。彼はF1レベルだけど、それにふさわしいチャンスを得られなかった」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / レッドブル・レーシング / スクーデリア・アルファタウリ / ニック・デ・フリース