ウィリアムズF1のジョージ・ラッセル、“ないに等しい0.008秒差”でQ3進出を逃す / F1シュタイアーマルクGP 予選
ウィリアムズF1のジョージ・ラッセルは、F1シュタイアーマルクGPの予選でわずか0.008秒差でQ3進出を逃して11番手だった。

決して競争力があるとは言えないウィリアムズF1のマシンでパフォーマンスを発揮しているジョージ・ラッセルは、フェルナンド・アロンソやジェンソン・バトンといった元F1王者が“将来のF1ワールドチャンピオン”と手放しで称賛する逸材。来季はメルセデスF1加入が噂されている。

F1シュタイアーマルクGPの予選Q2ではトップ10まで0.008秒差でQ3進出を逃したが、コンディションやインシデントの結果ではなく、ウィリアムズのF1マシンで実力で勝ち取った11番手は物凄い成果だと言える。

角田裕毅に3グリッド降格ペナルティが科されたことにより、ジョージ・ラッセルは入賞圏内の10番グリッドから決勝をスタートする。

「予選では完全に限界までプッシュしていたし、マシンは大事なときに本当に生き返ってくれたので、ラップは本当に強力だと感じた」とジョージ・ラッセルはコメント。

「Q3にかなり近づいていたのでフラストレーションを感じる。0.008秒はないに等しい。でも、明日は11番手でタイヤを選べるので良い場所だ」

「現在、チームはレースペースにかなり力を入れているので、それでも土曜日に良い結果を出せることはとても喜ばしいことだ。今日は実力でこの位置にいる」

「僕たちは良い仕事をしたし、マシンの感触は強かった。明日、後ろにいるマシンを抑えられない理由はないし、ミラーを見るのではなく、前を見て、トップ10内に入りたいと思う」


2021年 F1シュタイアーマルクGP 予選 結果
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) - 1分03秒841
2.バルテリ・ボッタス(メルセデス) +0.194
3.ルイス・ハミルトン(メルセデス) +0.226
4.ランド・ノリス(マクラーレン) +0.279
5.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) +0.327
6.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) +0.395
7.シャルル・ルクレール(フェラーリ) +0.631
8.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) +0.673
9.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) +0.733
10.ランス・ストロール(アストンマーティン) +0.867
11.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
12.カルロス・サインツ(フェラーリ)
13.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
14.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
15.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
16.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
17.エステバン・オコン(アルピーヌ)
18.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
19.ミック・シューマッハ(ハース)
20.ニキータ・マゼピン(ハース)
Formula 1 BWT Grosser Preis Der Steiermark 2021


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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / ウィリアムズ・レーシング / F1シュタイアーマルクGP