ジョージ・ラッセル、バルテリ・ボッタスに激怒「殺す気かと尋ねた」 / F1エミリア・ロマーニャGP 決勝
ウィリアムズF1のジョージ・ラッセルは、F1エミリア・ロマーニャGPでの恐ろしいクラッシュの後、激昂してバルテリ・ボッタスに「殺す気か」と問い詰めたことを明らかにした。

幸い、二人のドライバーは無傷だったが、タンブレロへのアプローチで高速でクラッシュ。メルセデスW12とウィリアムズFW43Bを2台とも大破した。

激怒したジョージ・ラッセルは、マシンを落ちた後、バルテリ・ボッタスの元に向かい、不満を伝えた。

「彼に『僕たち両方を殺す気か』と尋ねた」とジョージ・ラッセルは Sky F1 に明かした。

「僕たちは信じられないほどの速さで走っている。僕たちは条件を知っている。彼の目線で見れば、実際には彼は何のためにも戦っていなかった。9位は彼にとって何の意味もないけど、僕にとってはそれがすべてだ」

「追い抜きにいったけど、本当に簡単な動きだった。あんな風に揺さぶる理由はまったくなかった。あのように防御しないというドライバー間の紳士協定がある」

「僕たちはいつもそれがいつか大規模な衝突を引き起こすだろうと言ってきたけど、ここでそれが起こった」

「僕たちは二人とも大人だ。会話をして、少し熱を下げるつもりだ。彼も僕と同じように僕に腹を立ててイライラしていると確信いる」

「あのスピードでのはっきりしない動きはとても危険だ。スピードだけではなく、スピード差もある。僕は彼より30mph速く走っていたし、彼を追い抜こうとしていた。おそらくそれが別のドライバーだったら、彼はあんなことはしなかっただろう」

事件自体についてジョージ・ラッセルは次のように説明した。

「スリップストリームに入っていた。DRSを仕えた。追い抜きを仕掛けたとき、彼は非常にわずかに右に揺さぶった。2015年の“フェルスタッペン・ムーブ”のように過去によくドライバーがやっていた戦術的な防御だ」

「それは信じられないほど危険なので、やってはいけないとく紳士協定がある」

「完全なドライコンディションだったが大丈夫だっただろうけど、芝生のウエットパッチに出て、コントロールを失った」

「残念なインシデントだ。でも、僕たちは時速200マイルで走っているわけだし、スピードと状況を尊重する必要がある」

バルテリ・ボッタスは、クラッシュの責任はジョージ・ラッセルにあると感じたことをメディアに語っており、ラッセルが彼に言っていることを聞くことができなかったとも述べた。



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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / ウィリアムズ・レーシング / メルセデスF1 / バルテリ・ボッタス