フランコ・コラピント F1での将来について「興奮しすぎないようにしている」
ウィリアムズ・レーシングが、イタリアグランプリを前にローガン・サージェントを解雇することを決めた後、フランコ・コラピントはフォーミュラ2でのドライブから一転、モンツァでデビューを果たした。
それ以来、コラピントは2回ポイントを獲得し、12位より下位でフィニッシュしたことは一度もなく、ウィリアムズがアルピーヌを抜いてコンストラクターズランキング8位に躍り出るのに貢献した。
中団争いで安定したポイント獲得に苦戦しているウィリアムズで、驚くほど力強いパフォーマンスを見せているにもかかわらず、この若手ドライバーが将来シートを確保できるかどうかは不透明だ。
2025年のウィリアムズのアレックス・アルボンとカルロス・サインツJr.のラインナップが確定しているため、コラピントの唯一の明確な選択肢は空いているザウバーのシートだが、彼はほんの一握りの候補者の一人にすぎないようだ。
フランコ・コラピントは現在、アルピーヌのエステバン・オコンと同ポイントでランキング18位につけているウィリアムズは来シーズン、彼が他のチームに移籍することを支持するかと聞かれ他コラピントは「まあ、僕がそんなことを聞かれる立場ではないと思う。もちろん、僕には答えはわからないし、イエスだと思う。ウィリアムズが僕にレースシートを与えられないのであれば、どこか他のチームに移籍することを許し、僕の将来にとって最良の機会を見つけてくれるのが普通だと思う」と答えた。
「でも、僕は質問するべき人物ではない。最後に聞くべきだ。来年はF1でレースをしないと思っていたし、それが今でも第一印象だから、彼らが何を話してもあまり興奮しないけど、どうなるか見てみよう」
フランコ・コラピントは2026年にグリッドに復帰するまでに1年間の休養を余儀なくされるかもしれない。RBにも技術的にはまだ空席があるが、残りのレースでダニエル・リカルドの代わりとしてリアム・ローソンが起用されることが決まったため、ローソンは遅かれ早かれチームと契約を結ぶ可能性が高いと思われる。
現在のシートの空き状況は厳しいものの、コラピントは、たとえF1から一時離れなければならないとしても、グリッド上で永続的な存在になるという野心を持ち続けている。
「F1に参戦したい」とコラピントはサンパウログランプリを前に説明した。
「今年の終盤に参戦し、ウィリアムズで素晴らしいチャンスを得た。チームの全員が僕に大きな信頼と自信を与え、レースシートに就かせてくれた」
「ここでシートにふさわしいことを示すために、ベストを尽くし、可能な限り最高の成績を収めようとした。来年でなければ、26年か27年になることを願っている。あまりプレッシャーは感じていない」
「今、自分が得ている瞬間と機会を最大限に楽しもうとしている。F1マシンを運転することは、小さい頃からの夢だった。そして、今、この最後の9レースを戦えることはとても特別なことなので、とにかく楽しんでいる」
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