ニコラス・プロスト
ニコラス・プロストは、フォーミュラE開幕戦・北京の最終ラップでのニック・ハイドフェルドとの事故に対して、次戦マレーシアでの10グリッド降格ペナルティを科せられた。

ポールポジションからスタートし、最終ラップまでレースをしていたニコラス・プロストだが、最終ラップの最終コーナーでニック・ハイドフェルドに接触。ニック・ハイドフェルドは、接触された勢いで縁石で浮き上がり、ウォールに激しくヒット。クルマが数回転する大クラッシュとなった。

ニコラス・プロストは“事故を引き起こした”としてペナルティを科せられ、11月末にマレーシアのプトラジャヤで開催される第2戦で10グリッド降格となる。

ニック・ハイフェルドは「それは僕の助けにはならない。初のフォーミュラEレースで勝利を終えられたら素晴らしかっただろうけど、代わりにダメージを受けてクルマ以外は何も手にせず離れることになった」とコメント。

「僕はパワーをセーブしていたし、最終コーナーのひとつ前に本当にうまく立ち上がることができた。最終コーナーのブレーキングは僕の方が良かったし、いずれにせよ、彼は早くにブレーキをかけていた。僕は彼と並んでいたけど、彼は僕の方に動いてきた。それは明らかだ」

WECでレベリオン・レーシングでニコラス・プラストとチームっを組んでいるニック・ハイドフェルドは「でも、彼は友達だし、彼が故意にやったわけではないことはわかっている」

一方、ニコラス・プロストは、当初、ニック・ハイドフェルドが“完全に突っ込み過ぎていた”と責めていた。

「(ウォールへの)衝撃のスピードは、彼が速すぎていたことを示している」とニコラス・プロストは続けた。

「その時点で僕はターンインを始めたところだったし、彼は僕に急降下爆撃しようとしていた」

しかし、後にニコラス・プロストは、事故の責任を受け入れ、Twitterで以下のように投稿した。

「事故について非常に悪いことをしたと感じているし、ビデオを見て、僕に責任があると理解した」

「彼が見えていなかったし、とても悪いことをしたと感じている」

最終ラップ最終コーナーでのクラッシュ



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カテゴリー: F1 / フォーミュラE