レーシングポイント・フォースインディアへの賞金付与に全チームが合意
レーシングポイント・フォースインディアへの分配金付与に全ライバルF1チームが合意。フォースインディアとしての参戦で資格を得ていた賞金を受け取ることが許された。
ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムが買収してオーナーシップが変わったフォースインディアは、F1ベルギーGPからチーム名称を変更。新チーム『レーシングポイント・フォースインディア』として参戦することが承認された。
基本的に賞金は2つのカラムに分けられている。過去3年間で少なくとも2年間トップ10でフィニッシュしたチームは“カラム1”チームに属することになり、賞金基金の半分が均等に割り当てられる。その額は5000万ポンド(約71億5000万円)と推定されている。
レーシングポイント・フォースインディアは、新チーム扱いとなるため、本来であればカラム1の資格はない。実際、2016年に新規参入を果たしたハースF1チームには2018年までカラム1の賞金は支払わない。
当初はマクラーレン、ウィリアムズ、ルノーが新チームへの賞金付与に反対していたが、最終的に同意し、全会一致でカラム1の賞金がレーシングポイント・フォースインディアに分配されることになった。
基金の残りの半分は、前年度のコンストラクターズ順位に基づき、“カラム2”の支払いに使われる。比率としては、1位が19%、以下比率は下がっていき、10位は4%を受け取る。
レーシングポイント・フォースインディアは、このカラム2の賞金で最大の譲歩。フォースインディアは59ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権6位につけていたが、それは無効となり、0ポイントの最下位から再出発することになった。
レーシングポイント・フォースインディアのチームプリンシパルを務めるオトマー・サフナウアーは「残り9チームが、サハラ・フォース・インディアが過去に獲得した賞金を我々が維持できるよう文書にサインしてくれた」とコメント。
「最大の帰結は、我々が2018年のポイントを断念して0ポイントからスタートすることだ。それらはもはやエントラントではないサハラ・フォース・インディアに属しているためだ」
「我々は残りのレースで出来る限り多くのポイントを獲得できるようベストを尽くし、シーズン終了時にどの位置で終えられるか見ていくつもりだ。それは翌年の賞金基金の一部を決定することになる」
オトマー・サフナウアーは、エントリーの変更に同意してくれたライバルチームと他のF1関係者に感謝を意を表した。
「私があまり理解していない理由により、株式売却から資産売却に移行した。一旦それが起こった場合、我々にはF1への新たなエントリーが必要になった。新しいエントリーを得るには短期間で多くの労力を要する」
「幸いにもFIA、FOM、我々の仲間のコンペティター、コミュウニティないの我々の同僚のサポートにより、我々はそれを完了させることができた。我々をサポートしてくれたチームに感謝している」
オトマー・サフナウアーは、レーシングポイント・フォースインディアという名称が一時しのぎのソリューションであることを認める。
「我々のシャシー名としてフォースインディアでシーズンを開始したことがその理由だ。F1とFIAはシャシー名の変更は好まない。ファンを混乱させるという理由を私は理解している」
「我々はファンのためにフォースインディアを維持することが賢明だと考えた。クルマはまだピンクであり、まだ同じスポンサー、同じドライバー、同じモーターホームを使用し、従業員も同じだ。見た目はまったく同じだ」
「フォースインディアを取り除けば混乱していただろう。サハラの代わりにレーシングポイントをフォースインディアの前に加えた。ちょうどそれが古いものと新しいものを区別することができる」
「レーシングポイントは英国で資産を所有する会社の名前にすぎない。それがその名前がそこに存在する唯一の理由だ」
2019年のチーム名についてオトマー・サフナウアーは「我々は永続的で適切な名称を考えなければならず、かつF1コミッションに承認されなければならない」と述べた。
また、オトマー・サフナウアーは、フォースインディアを救済したコンソーシアムを率いるローレンス・ストロールの息子であるローレンス・ストロールが、2018年シーズン途中にウィリアムズからチームに移籍する可能性を否定していない。
「変更するのは不可能ではない。それは確かだ。だが、多くの合意が必要となる」とオトマー・サフナウアーは述べた。
ランス・ストロールの現在のボスであるクレア・ウィリアウズもシーズン中の移籍が可能であることを示唆した。
「F1には多くの紆余曲折がありますよね?」とクレア・ウィリアムズはコメント。
「我々は過去数週間だけでもそれを目にしてきました。将来にどのようなことがもたらされるか成り行きを見守らなければなりません」
「ローレンスが彼の息子とは別のチームを所有しているのは変なことかもしれないですが、それがF1です」
「現時点でランスは我々と契約しており、今週末彼は我々のために走ります。情報が得られれば、すぐに共有します」
カテゴリー: F1 / フォース・インディア
ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムが買収してオーナーシップが変わったフォースインディアは、F1ベルギーGPからチーム名称を変更。新チーム『レーシングポイント・フォースインディア』として参戦することが承認された。
基本的に賞金は2つのカラムに分けられている。過去3年間で少なくとも2年間トップ10でフィニッシュしたチームは“カラム1”チームに属することになり、賞金基金の半分が均等に割り当てられる。その額は5000万ポンド(約71億5000万円)と推定されている。
レーシングポイント・フォースインディアは、新チーム扱いとなるため、本来であればカラム1の資格はない。実際、2016年に新規参入を果たしたハースF1チームには2018年までカラム1の賞金は支払わない。
当初はマクラーレン、ウィリアムズ、ルノーが新チームへの賞金付与に反対していたが、最終的に同意し、全会一致でカラム1の賞金がレーシングポイント・フォースインディアに分配されることになった。
基金の残りの半分は、前年度のコンストラクターズ順位に基づき、“カラム2”の支払いに使われる。比率としては、1位が19%、以下比率は下がっていき、10位は4%を受け取る。
レーシングポイント・フォースインディアは、このカラム2の賞金で最大の譲歩。フォースインディアは59ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権6位につけていたが、それは無効となり、0ポイントの最下位から再出発することになった。
レーシングポイント・フォースインディアのチームプリンシパルを務めるオトマー・サフナウアーは「残り9チームが、サハラ・フォース・インディアが過去に獲得した賞金を我々が維持できるよう文書にサインしてくれた」とコメント。
「最大の帰結は、我々が2018年のポイントを断念して0ポイントからスタートすることだ。それらはもはやエントラントではないサハラ・フォース・インディアに属しているためだ」
「我々は残りのレースで出来る限り多くのポイントを獲得できるようベストを尽くし、シーズン終了時にどの位置で終えられるか見ていくつもりだ。それは翌年の賞金基金の一部を決定することになる」
オトマー・サフナウアーは、エントリーの変更に同意してくれたライバルチームと他のF1関係者に感謝を意を表した。
「私があまり理解していない理由により、株式売却から資産売却に移行した。一旦それが起こった場合、我々にはF1への新たなエントリーが必要になった。新しいエントリーを得るには短期間で多くの労力を要する」
「幸いにもFIA、FOM、我々の仲間のコンペティター、コミュウニティないの我々の同僚のサポートにより、我々はそれを完了させることができた。我々をサポートしてくれたチームに感謝している」
オトマー・サフナウアーは、レーシングポイント・フォースインディアという名称が一時しのぎのソリューションであることを認める。
「我々のシャシー名としてフォースインディアでシーズンを開始したことがその理由だ。F1とFIAはシャシー名の変更は好まない。ファンを混乱させるという理由を私は理解している」
「我々はファンのためにフォースインディアを維持することが賢明だと考えた。クルマはまだピンクであり、まだ同じスポンサー、同じドライバー、同じモーターホームを使用し、従業員も同じだ。見た目はまったく同じだ」
「フォースインディアを取り除けば混乱していただろう。サハラの代わりにレーシングポイントをフォースインディアの前に加えた。ちょうどそれが古いものと新しいものを区別することができる」
「レーシングポイントは英国で資産を所有する会社の名前にすぎない。それがその名前がそこに存在する唯一の理由だ」
2019年のチーム名についてオトマー・サフナウアーは「我々は永続的で適切な名称を考えなければならず、かつF1コミッションに承認されなければならない」と述べた。
また、オトマー・サフナウアーは、フォースインディアを救済したコンソーシアムを率いるローレンス・ストロールの息子であるローレンス・ストロールが、2018年シーズン途中にウィリアムズからチームに移籍する可能性を否定していない。
「変更するのは不可能ではない。それは確かだ。だが、多くの合意が必要となる」とオトマー・サフナウアーは述べた。
ランス・ストロールの現在のボスであるクレア・ウィリアウズもシーズン中の移籍が可能であることを示唆した。
「F1には多くの紆余曲折がありますよね?」とクレア・ウィリアムズはコメント。
「我々は過去数週間だけでもそれを目にしてきました。将来にどのようなことがもたらされるか成り行きを見守らなければなりません」
「ローレンスが彼の息子とは別のチームを所有しているのは変なことかもしれないですが、それがF1です」
「現時点でランスは我々と契約しており、今週末彼は我々のために走ります。情報が得られれば、すぐに共有します」
カテゴリー: F1 / フォース・インディア