F1 フォース・インディア 2018年のF1世界選手権
フォース・インディアは、チーム存続をかけて戦っていることを認めた。

フォース・インディアは、かつて大富豪として知られたチームオーナーのビジェイ・マリヤが詐欺容疑で告発されており、チームの財政状況も悪化している。

昨年からフォース・インディアは新たな商業パートナーを引きつけるためにチーム名から“インド”を外して“国際色豊か”な名称に変更することを検討しており、先月にはイギリスのエネルギー飲料会社である『リッチエナジー(Rich Energy)』が、チームを2億ポンド(約300億円)以上で買収すると報じられていた。

しかし、開幕戦を迎えてもチーム名変更は実現しなかった。報道ではリッチエナジーとの交渉は成立せず、大口スポンサーであるBWTとも名称変更についての調整がうまくいかなかったとされている。

フォース・インディアの副チーム代表を務めるボブ・ファーンリーは「我々が生き残るかどうかは今後4週間で決まるだろう」と Auto Bild にコメント。

「短期間で多くの資金を調達しなければならない」

以前、フォース・インディアは、F1の分配金を前借りすることでなんとかやりくりしてきた。

ボブ・ファーンリーは「その件に関しては、常に他チームの承認が必要だ。今回はウィリアムズが拒否した」とコメント。

「今後2~3週間で取り組んでいけるかもしれないプランはある」

過去2年間、コンストラクターズ選手権4位という成績を残してきたフォース・インディアだが、今年の開幕戦オーストラリアGPではパフォーマンスを発揮できずノーポイントに終わっている。

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カテゴリー: F1 / フォース・インディア